第7話 十字架
正直、新庄はおやっさんがかつての仲間の通夜に行くことに抵抗があった。
職場で皆が明るく働いていられたのは、おやっさんの人柄が大きく影響していた。
おやっさんはひとりひとりの従業員に声をかけ、気遣い、経営者というよりむしろ、ひとりの仲間として働いていた。
従業員は皆おやっさんの背中を見てやる気と誇りを持ち、働いた。新庄もまた、例外ではない。
「みんな、お客さんにとって、車ってなんだと思う?」
おやっさんは、自分の信念を語るとき、よくこの話をした。
「都会で車を維持するには、それなりに金が掛かるよな。単なる移動するための手段なら、電車でいいし、カーシェアでもいい。それでも、金持ちじゃなくても、金貯めて、車に注ぎ込んでいるお客さんも大勢いる。お前たちだって、同じだろう?世の中にはいろいろな仕事があるのに、車に関わる仕事を選んでいる。なんでだ?」
従業員は皆静かに話を聴いている。
「俺は思うんだ。子どもの頃、大好きでお気に入りのおもちゃってあっただろう?なくしたり壊したりして泣いた思い出、ないか?お客さんにとって車ってのは、そういうものなんじゃないかって。ある人にとっては宝物であり、またある人にとっては友かもしれない。俺たちに託されているのは、そういうモノだ。それだけ思い入れのある、大切なモノをお預かりしているんだって自覚して、絶対に忘れるな。そう思うだけで、必ずいい仕事ができる。みんな俺が選んだ腕のいい奴ばかりだ。お客さんの心からの″ありがとう″を目指して、毎日一緒にやっていこう」
おやっさんのこの信念は、会社の理念となり、従業員は皆この理念を受け継いで、真摯に働いた。
端から見れば数ある修理場のひとつでしかないこの場所は、しかし、お客さんの信用に繋がり、リピーターはもちろん、口コミで有名となり、遠方から足を運んでもらえるほどの人気を得ていた。そしてそれにより、従業員はますます誇り高い職人となり、それが利益に繋がるという、まさに誰もが笑顔になれる環境を作り出していた。
おやっさんを中心とした理想郷と言っても過言ではないこの職場は、しかしある日、何も知らない親会社からの命令で、リストラとアンドロイドの導入という残酷な状況に陥った。
信念を奪われ、仲間も守ることができなかったおやっさんの心情は察するにあまりある。従業員もまた、それぞれの思いがあっただろう。しかし、皆この場所を残したい、それだけは同じだった。だからこそ、おやっさんを残し、その後を継ぐ者として新庄を残し、この場所を残してくれる僅かな人間を選び、彼らに思いを託し、多くの仲間がここを去った。
最後の日、おやっさん含め、ここに残る人間と、去ることになった人間は、ひとりひとり言葉を交わした。おやっさんは皆に、
「お前は必ずどこにいてもいい仕事ができる」
そう声を掛けた。
中には涙を流す者もいた。
そして新庄には、
「後を頼む」
「新庄、お前に俺の思いを託す」
「お前を、信じている」
様々な言葉が向けられた。
新庄は、それらの言葉をひとつとして忘れないと誓った。そして、彼らのために、何としても新たな場所を見つけなければ、と思っていた。
しかし、新庄がたったひとつの雇用すら見つけられずにいたときに、最初の悲劇は起きた。
…しかも、よりによって湯川が…
新庄は思った。
湯川は贔屓目で見なくても優秀な職人だった。仕事はもちろん、コミュニケーション力、リーダーシップもあり、湯川についているお客さんも多かった。会社としても残すべき人材だった。
それなのに…
″新庄、お前は残れ。残っておやっさんを支えるんだ″
湯川は職場を去る道を選んだ。
幼い子どももいて、住宅ローンもあるのだから…と説得したが、
″俺の腕は知ってるだろ?すぐに再就職して、おやっさんの志を他の場所に広めるさ″
そう言って笑った。
そんな湯川のあまりにも突然で、悲惨な最後に、おやっさんは憔悴し、職場に残った人間も希望を失おうとしていた。そして新庄もまた、絶望の中にいた。
そしてその僅か2日後に、次の悲劇は起こった。
自殺の連鎖が始まるー
湯川が死んだとき、新庄は確かにそう考えた。それでも、
なんで朝比奈が…
新庄にはわからなかった。
朝比奈は自分と同じ独り者だし、いきなり生活できなくなるなんてことはなかったはずだ。だとしたらあいつはなんで…
そこまで考えて、新庄はふと思い出した。
朝比奈…あいつは、湯川と仲が良かった。
よく湯川の家で、湯川の嫁さんの手料理ごちそうになってるって言ってたな…
…湯川と朝比奈は、職場を去ってから、どんなやり取りをしていたんだ…?
朝比奈…湯川に呼ばれたのか…?
連鎖…したのか…
話をしたくても、もう湯川も朝比奈もどこにもいない。真実は、どれだけ思いを馳せても、決してわからない。
わかっているのは、自分が何もできなかった、それだけだ。
仲間の死を前に、新庄はあまりにも無力だった。
その日の夜、おやっさんと新庄は朝比奈の通夜に出向いたが、受付で記名したとたん、罵られた。
おやっさんは涙を流しながら土下座し、謝罪の言葉を繰り返した。新庄も同じようにした。行き場のない遺族の思いを一身に受け、結局香典さえ出せないまま、門前払いされた。
放っておけば、ずっとその場で土下座していそうなおやっさんを何とか立ち上がらせ、帰路に着いた。2人で歩いていると、
「朝比奈は…本当に車が好きだったな…」
おやっさんが小さな声で呟いた。
「…ああ、そうだった…」
新庄もまた、小声で答えた。
「お客さんの車をまるで自分の宝物みたいに…それで何度かお客さんと言い合いになって…お前が仲裁に入って…」
「…ああ。でも、結局解り合えるんだ。朝比奈は車のことを誰よりも考えていたから…伝わるんだな、そういうの」
湯川のときと同じだ…。新庄に不安がよぎった。
「なんで…。なんで俺は、朝比奈をクビになんてしたんだろう。もっと上の人間に伝えるべきだっただろう。朝比奈は…」
その言葉を新庄が遮った。
「おやっさん。おやっさんは誰もクビになんてしたくなかったんだ。そうだろ?そのためにがんばったじゃないか。おやっさんが悪いわけじゃない。アンドロイドが勝手に入れられちまったんだ」
言ってもおやっさんの心に届くかわからない。それでも、新庄にできることは他になかった。
「アンドロイド…。あんなもの…」
僅かに顔を上げたおやっさんの瞳は、虚ろだった。
その次の日の夕方、また自殺の連絡が入った。女性とともに亡くなったらしい。彼女だろうか。
新庄は覚悟を決めて、おやっさんのいる事務所に向かった。
「おやっさん」
事務所の中に入ると同時に声を掛けると、おやっさんは椅子に座ったまま僅かに顔を上げた。
「新庄か…。わかってる、明日…な」
おやっさんの顔には生気がない。
「いや、違うんだ。おやっさん、聞いてくれ」
新庄は訴えかけるように言った。
「明日の通夜は、俺ひとりで行かせてほしいんだ」
おやっさんは少し驚いた顔を見せた。
「おやっさんはもういい歳だし、会社のこともあるし…」
「新庄…。バカなこと言うな」
おやっさんは静かに言った。
「だけど…、このままじゃおやっさんが倒れちまう。会社に残ってるみんなのためにも…」
新庄は食い下がった。
「会社を去った人間だって、大切な仲間だ。あいつらから仕事を奪ったのは俺だ。俺が責任を取らないでどうする」
おやっさんは新庄に言い聞かせるように言った。
「リストラはおやっさんのせいじゃない。そんなのみんなわかってることだ。誰もおやっさんに責任取ってほしいなんて思ってない。それに、責任なんて…」
新庄は言いかけて言葉を詰まらせた。
「わかってるさ、新庄。死の責任なんて取れるわけがない。例え俺が死んだとしても、誰にも何も償えないし、許されない。でも、だからなんだ。だから、俺は行かなきゃならない。生きて、仲間を死に至らしめた現実を感じて、そいつらのことを決して忘れず、十字架を背負うことが、俺にできる唯一のことだ」
…でも、おやっさんの十字架は、キリストの十字架よりも重いんじゃないか…
新庄は思ったが、それを口にすることはできなかった。
次の日、予定通り通夜に足を運んだものの、やはり受付で止められた。そして、中から出てきた遺族に罵られた。
「あんたら、自分たちの都合で一方的にクビにして、助けようとも何もしないで見殺しにして…死んで今更のこのこと、よくも顔を出せるもんだね!あんたらの血は緑色だよ!それでも人間か!」
おやっさんは涙を流しながら土下座し、申し訳ありませんと繰り返した。新庄もまた、同じだった。
「あんたらが今更来たって、余計に悲しくなるだけだよ!帰れよ!帰れ!死ね!」
そう言って、かろうじて出した香典を投げつけられた。
そうして、また立ち上がれずにいるおやっさんを起き上がらせて帰路に着いた。
「石川は…口数は少ないが、お客さんからの信頼は厚かったな…」
「…ああ」
おやっさんは、死んだ仲間を思い出して供養しているんだ…。それしか許されないから…。
「それに仕事が早くて…。お急ぎのお客さんには喜ばれたな…」
「…そうだな」
この次のおやっさんの言葉はもうわかってる。
「なんで俺は…」
「おやっさん」
新庄は静かに遮った。
「おやっさんのせいじゃないだろ。おやっさんはリストラなんて望んでなかった。そうだろ?」
おやっさんは何も言わなかった。
次の日、出社したとたん、仲間のひとりが駆け寄ってきた。
「新庄さん、ちょっと…」
そう言いながら、ロッカールームへ促された。
「おう、今野。おはよう、どうした」
今野は2年目で、職場で最年少の従業員だった。リストラ会議をしたときに、現場経験が少ないため、新しい職を探すのは難しいだろうと判断して、残留となった。
今野は、自分のロッカーから何枚かの紙切れを取り出した。
「これなんですけど…」
新庄は目を見開いた。
″人殺し集団″
″お前ら死ね″
″人間以下″
誹謗中傷の殴り書きがしてある紙が18枚ほどある。
「これは…なんだ?」
新庄は紙切れを見ながら聞いた。
「僕朝来て、修理場のシャッター開けようとしたら、貼ってあって…あの…3日前から…」
「そうか…。他のやつらはこのことは…」
新庄は少し不安げに尋ねた。
「僕は…な、何も言いません」
今野は怯えた様子で言った。
「すまない。ありがとう」
新庄は今野に仕事に戻るよう言った。
ところが、
「あ、あの…新庄さん…」
今野の声は震えている。
「誰が…あの…こ、こんなことを…」
「わからん」
新庄は答えた。
「亡くなった仲間の遺族かもしれないし、かつての仲間の誰かかもしれないし、全く関係ない奴かもしれない。何があっても不思議じゃない…」
「そ、それじゃ、ぼ、ぼ、僕も恨まれていて、殺されたりとか…」
今野は完全に怯えている。
「大丈夫だ。少なくともお前が殺されるようなことはない。お前は何もしてないだろ」
新庄は諭すように言った。
「で、でも…、最近おやっさんも、新庄さんも、先輩たちも…、誰も話もしないし…、ぼ、僕は何もできないのに残って…、う、恨まれて…」
今野がいきなり泣き出した。
「湯川さんは一家心中…朝比奈さんは首吊り…み、みんな、僕を恨んで…ぼ、僕がいなければ、死ななくて…、ぼ、僕のせいで…僕、怖くて…」
…ここに残った者も、また違うつらさがある…
新庄は今野の肩を叩いた。
「大丈夫。大丈夫だ、今野。がんばって仕事を覚えろ。大丈夫だから」
落ち着くのを待って、修理場に戻る今野を見送った。
…それにしても、この嫌がらせはどうすればいいだろう…
警察沙汰にすれば話が大きくなるし、ヘタに動けば企業イメージの悪化の責任がおやっさんのところに行くかも…
俺が朝早く来るか…
新庄自身も最近寝つきが悪く、あまり眠れていない。
それでも、ただでさえ皆苦しい気持ちで働いている中、余計なことで心を傷めてほしくはなかった。
その日は、何事もなく仕事が終わった。
とりあえず明日の通夜はなさそうだ…。
新庄が瞬間的に安堵できる時間だった。
だがそれもすぐに不安に変わる。訃報はいつくるかわからない。
疲れた身体を引きずるように家に帰ると、部屋の明かりがついていた。
新庄は鍵を開け、中に入った。
「優。お帰りなさい」
理沙が玄関に駆け寄ってきた。
「理沙。来てたのか…」
そう言って、靴を脱いで部屋に入った。
「うん…。タイミング悪かったかな…?」
理沙は少し不安げに尋ねた。
「いや…。この前は、すまなかった」
色濃い影を落としつつも、いくらか落ち着きを取り戻している新庄に、理沙は少し安心した。
「ううん。日保ちするかと思って、シチュー作ったんだけど、食べる?」
「…ああ。サンキュな」
安らぎや幸せ…久しぶりに感じるそれらの感情は、新庄に強い罪悪感を与えた。
なんでこんなに居心地が悪いんだ…
″あんたに生きる価値があるの?″
″死ね!″
新庄の頭の中で言葉が繰り返される。
「…優?大丈夫?」
温めたシチューを持って理沙が戻ってきた。
「…ああ。すまない。うまそうだな」
動揺を隠すように新庄は言った。
「おいしいから、食べて」
理沙が優しく微笑む。
新庄が笑顔を返そうとすると、
″なんであんたは生きてるの?″
また言葉がよぎる。
「…ああ」
自分が笑えなくなっていることに、新庄は初めて気がついた。
どうしたらいいのかわからないまま、新庄は理沙と食事を始めた。
何か話をしようと思っても、何を話したらいいのかわからない。
仕方なく、黙ったまま食事を続けた。
沈黙を破ったのは理沙だった。
「優。あのね、今日は優と話をしたくて…」
「そうか。どうした?」
話を聞くことならできる。新庄は少しほっとした。
「ウェルテル効果…。調べたの」
理沙の表情に影ができる。
「そうか…」
理沙にこんな顔をさせているのは…俺なんだ。
俺はなんで…
「自殺の連鎖…。誰かの死に影響を受けて連鎖してしまうなら、その誰かの死を知らなければ、連鎖しないんだよね?」
新庄の思考を遮るように、理沙が言った。
「そうかもな。でも、知らずにいるなんて無理だろ。ニュースだってあるし、SNSだって…。情報はいろんな形で入ってくるからな」
新庄は言った。
「そうだね…。ねぇ、優。自殺の連鎖があるなら、生きる連鎖とか、希望の連鎖とかはないの?」
理沙が唐突に言った。
「希望の連鎖?」
新庄が僅かに顔を上げた。
「うん。私思うんだけど、連鎖するのは絶望だったり、悲しみだったり、感情なんじゃないかなあって。実際、優も社長さんも…多分一緒に働いている人も、みんな絶望して…」
「…」
新庄は何も言えなかった。
確かに、理沙の言う通りだ。
かつての仲間の絶望、おやっさんの悲しみ、新庄の苦しみ…
通夜に行っていなくとも、一緒に働いている仲間にはさまざまな感情が連鎖しているだろう。
「でね。優は自分で気づいていないかもしれないけど、優ってすごく人に影響を与える人なんだよ?職場の人たちが優に残ってほしいって思ったのだってそうだし、HCFだってさ、あんなに人が集まったのは、優がやったことだからだよ」
理沙は諭すように言った。
「HCFは…結局は俺の思ったようにはいかなくて…職場だって、俺はおやっさんのことを支えることすらできてないし…」
新庄は俯いた。
「そうかもしれない。でも…まだ生きてる人がいる」
理沙の言葉に新庄は驚いて顔を上げた。
理沙はその瞳を真っ直ぐ見つめて続けた。
「HCFは、今は愚痴を言い合うだけの場所になってしまったかもしれない。だけど、優の思いを受け継いで活動している人もいる。それに、愚痴を言うためだけだとしても、その人たちはまだ生きてる。優の作った場所で、生きてる人がいるんだよ。社長さんだって、まだ生きてるし、一緒に働いている人だって、一緒に働いていた人だって、まだ生きてる。優がもし諦めてしまったら、優の影響を受けているたくさんの人たち…みんな諦めちゃうよ」
…!
理沙の言うことはわかる。
わかるが…
「…でも…、俺にはもう金もないし、立場上俺の声に耳を傾けてくれる人がどれくらいいるのかもわからない…」
「それはさ、やってみないとわからないよ。優が諦めないことで、ひとつでも守れる命があるかもしれない。優はいつも言ってたでしょう?諦めたら終わりだって。連鎖を完全に止めることはできなくても、ほんの少しでも助かる命があるとしたら…その命に優だって救われるかもしれない」
理沙の言葉は祈りのように新庄に響いた。
「俺は…まだ諦めちゃいけないのか…」
新庄の呟きに、
「諦めたほうが楽なのかもしれない。でも、優は諦めちゃダメだよ。まだ、優を必要としている人が生きてるから」
「理沙…」
戸惑う新庄に、理沙は優しく微笑んだ。
理沙の言葉で元気を取り戻せたわけではない。でも…、確かに、俺には守りたい人がいる。死んでほしくない人がいる。まだ、やらなきゃいけないことがある。まだだ、まだ終われない。
「理沙…。今の俺に何ができるか、もう1度考えてみるよ。…ありがとう」
「私は、優が生きてる限り、諦めないよ」
理沙はそう言ってもう1度微笑んだ。
そして片付けを済ませて、帰っていった。
まだ終われないー
これからのことを考えようと思ったが、新庄は久しぶりに深い眠りに落ちていた。
次の日、新庄は6時に出社した。
修理場のシャッターには、昨日今野から渡されたものと同じような紙が貼ってある。
しかし、貼られたままということは、他の従業員の目には触れていないはずだ。
新庄は、それらを剥がしてロッカールームに向かった。
ロッカールームの扉を開けて明かりをつけた新庄は、目を見開いて後退りした。
どんっ!
身体が後ろの扉にぶつかった。
な…なに…
「うあああああああっ」
目の前に現れたのは首を吊って生き絶えている、作業着に身を包んだ、今野だった。
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