第4話 陽気なブロガー

その1


 クーラーの無い昔ながらの教室の中、先生が好意で持ち込んでくれた2台の扇風機のモーターの音を背後に、課題テキストについての先生の解説と、黒板にカツカツと当たるチョークの音が余計に静寂感を増す。8月の初旬、真夏の校庭を窓からちらっと見やり、すぐに先生の持つチョークの先を凝視する。扇風機の近くの席の女子は、風でノートのページがめくれると不平を言い、扇風機から遠い席の男子は、暑い、と不満を漏らす。

 一応、僕の通う城戸高校にも夏季講習というものがある。城戸高校は際立った進学校という訳でもないが、9割方の生徒は大学を受験する。遅くとも高校2年の夏くらいから準備しないと間に合わない、と先生だけでなく生徒の何人かも力説する。

 僕自身は、それなりに学生の本分たる学業というものに向き合ってきたつもりはある。少なくとも、背を向けてきたわけではない。それはなぜかというと、‘学校での間を持たせるために’だ。

 以前、4LIVEのメンバー同士でも話したが、友達がいれば学校での‘間’は簡単に持つ。

 でも、友達がいないと、その作業は困難を極める。

 サラリーマンが仕事の話題や職場の人間関係の間でならば自然な社交ができるのと同様に、僕は、学業に没頭している様子を見せることで、間を持たせているに過ぎない。

 なんだか、やっぱり寂しい感じはする。

 ただ、8月に入ってからは、ほんの少しではあるが、様子が変わることがあった。

 BARたかいで会ったクラスメート3人の内、一番、咲に興味を示していた男子生徒・・・杉谷が、ちょくちょく僕に話しかけてくるようになったのだ。多分、僕への興味ではなく、咲への興味でしかないのだろうが。

「室田、この問題、分かった?」

 杉谷が数学のノートを持って僕の席の方に歩み寄ってくる。

 僕はノートを杉谷から受け取り、青いフリクションで、間違っている部分をばっさりと見え消しで直していく。

「スゲーな、室田」

 だが、問題についての杉谷のコメントは、‘スゲーな、室田’の一言で終わり、別の話題にすぐに切り替わる。

「咲ちゃん、元気にしてる?」

 本当は、咲の了解も取らずに名前を勝手に教えることには抵抗があったのだが、杉谷があまりにもしつこく、低姿勢で訊いてくるものだから、仕方なく、白木 咲という名前を教えてしまった。その瞬間から杉谷は、咲のことを、‘咲ちゃん’と呼び始めた。名前が分かると次は、

「どこの学校?」

と、追加情報を求めてくる。

 しようがないので、鷹井高校、パートはベース、ピアノが得意、身長174cm、というまあ、教えても特に害はないだろうという情報は教えた。この上体重なんかを聞かれたとしても、さすがにそれは教えられないし、大体僕自身が咲の情報をそんなに知らない。

 鷹井高校、と訊いて、杉谷は少し身構えたようだ。鷹井高校は、鷹井市の県立高校の中では一番の進学校だ。私立も含めると、武藤の通う鷹井第一高校という、近隣県でも屈指の進学校という別格はあるのだが。

杉谷は、鷹井高校か、参ったなあ、という感じの表情をした。

「うちと鷹井じゃ、ちょっと釣り合わないな・・・」

 本気で悩んでいるらしい。可笑しいような、悲しいような、自分自身まで杉谷の反応に影響されそうで、ちょっと気を付けようと思う。

 そして、杉谷は、

「咲ちゃんに会えないかなあ」

と、独り言のように、何度も何度も呟いていた。

「ライブに来れば?」

僕は突き放すように答える。

 実は、4LIVEは、BARたかいの後、相変わらずの前座ではあるが、ポピーのライブハウスに週一回出演するようになった。夏休みの間、土曜の夜だけでいいから、とマスターに頼まれたのだ。僕たちも、自信がついた、という訳ではないけれども、お客さんの前で演奏することの気持ちよさを、もう少し何度か味わいたい、という欲が湧いてきた。

「ギャラも払うから」

と、マスターが言ったので、スタジオ代も払っていない僕たちが貰う訳にもいかないと断ったのだが、

「仕事だから、対価はきちんと受け取ってくれ。その代わり責任ある演奏を頼む」

と、真面目な顔で言われ、ギャラを受け取ることにした。スタジオ代、という、マスターの仕事の対価はどうなっているのか分からないが。

 ‘ライブに来れば’という僕の言葉に、杉谷は困った顔をする。

「いや、普通の高校生がライブハウスなんか行けないよ」

 当然だろうと思う。僕たちがバンドをやりライブハウスに出演していることは、‘殴られる側’だったことの副産物として生まれた‘逆特権’のようなものだろう。杉谷のようなごく普通のまっとうな高校生にとっては当たり前の反応だ。

 それでも諦めきれなさそうな杉谷を見て、僕は気の毒になった。

「・・・じゃあ、スタジオの練習でも見に来る?」

 僕の言葉に杉谷は満面の笑みで反応した。

「え、いいの!?」


その2


 土曜の午後。杉谷、木田、柏の3人のクラスメートは、スタジオのガラスの向こうのミキシングルームで僕らの演奏を観て、聴いていた。ミキシングルームでは杉谷たちも演奏が聴けるように、小型のPAでスタジオ内の音を流していた。腕を組んでミキシングルームの機材の前に座るマスターの怖そうな風貌に3人とも緊張しているようだ。この3人はBARたかいで会ったのと同じメンバーだ。

「動画、撮ってもいいですよね?」

 杉谷がスマホを差し出して、マスターに訊いている。

「あいつらがいいんなら、いいよ」

と、マスターは僕たちの方を顎で示している。

 杉谷は、今度はガラス越しに僕の方へスマホを持ち上げて見せて、‘いいよね?’と口パクで話しかけてきた。

 僕は、4LIVEの皆に、いいよね?と眼で確認を取る。男2人はまあ、いいだろう、という感じで頷く。咲は最後までしっくり来ない顔をしていたが、武藤と加藤が頷いたのを見て、渋々、という感じで頷く。

 僕がミキシングルームに向かって頷くと、早速杉谷はスマホで撮影の準備を始める。


 僕たちは、「土曜の午後から」の演奏を始めた。クラスメートの目の前で歌うのは、はっきりいって恥ずかしかったので、できるだけ3人の方は見ないようにして、歌った。

 僕らは咲の作った曲を演奏する気持ち良さが忘れられず、BARたかいの後、それぞれが家でもよく練習した。加藤と僕はアンプを使わずにギターの弦を叩いて生の音をはじき出した。武藤は高校に入る時にアルバイトでマスターの店で購入した中古・安物のエレクトリックドラムをヘッドフォンをかぶって。加えて、僕は、便所の中でも‘土曜の午後からは~’と歌い、家族の顰蹙を買った。

 その甲斐あって、というか、期せずしてというか、更に美しい演奏になって来た、と自覚できる。ライブハウスで、いわゆるロック仕様の音質で演奏する時も、曲の美しさがそのままストレートに観客に伝わって欲しい、という気持ちで弾いている。

 ミキシングルームの3人も、曲の美しさを感じ取ったのか、まさかここまで、と思ったのか、気が付くと、リズムを取りながら、真剣な眼でスタジオを見ている。杉谷も夢中で動画を撮り続けている。


 演奏が終わり、ミキシングルームに4LIVEと3人組、マスターの8人が、それぞれ思い思いの場所にパイプ椅子を出して腰を下ろした。皆でマスターが奢ってくれたボトルコーヒーやペットボトルのスポーツドリンクを飲みながら雑談する。

「みんな、室田の同級生か?」

 いかつい風貌をしたマスターの問いに、3人は、恐る恐る、という感じで、はい、そうですと答える。

「どうだった?」

 僕は、助け船を出すように、杉谷たちに感想を訊いた。

「いや、まさかここまで上手いとは思わなかった・・・」

 本音だろう。木田が正直なところを答えてくれた。

「もっと、しょぼいと思った?」

 僕は更に話を振る。

「いや、そんなことはないんだけど・・・でも、やっぱり、予想を超えてた、というか」

 木田が続けて答えてくれる。

「曲もすごく、いい」

 柏は、本当にそう思ったようだ。咲の曲はどれも、ロックという範疇を超えて、‘美しい’と感じさせる何かを持っている。それを、柏はお世辞ではなく、本心から言っているようだ。

「曲は全部、咲が作ったんだ」

 僕が解説すると、3人は、ほおっ、と咲の方を見る。咲は恥ずかしそうに視線を下にやっているだけで特にコメントもしないが。

 おかしなもので、一番ここに来たがっていたはずの杉谷が、まったく発言をしない。咲を意識しすぎてだろうけれども。僕は、杉谷に話を振ってみた。

「杉谷はどう?咲の曲は」

 うっ、と一瞬杉谷は言葉に詰まったが、一旦しゃべろうと踏ん切りがつくと、心配することは全く無かったと馬鹿らしくなった。

「咲ちゃんの曲、凄くよかったよ。本当にきれいな曲ばかりで、感動した。

 咲ちゃんのベースも凄いね。なんだか、プロが弾いてるみたいだったよ。

 咲ちゃんは、背が高いから、ステージでも映えるだろうね」

 すべて咲の話題だし、文章の初めに繰り返し‘咲ちゃんは’とちゃんづけでいきなり呼ばれ、咲は一体何事だろう、と内心当惑しきっている様子だ。咲だから黙って表情も特に変えないが、ごく一般的な女子高生ならば、あからさまに‘気持ち悪い’という素振りを見せるだろう。けれども、僕ら4LIVEに対して、という状況と、‘杉谷だから’みたいな、まあ、いいか、というような空気が既に生まれているのは、ある意味杉谷の才能ともいえるだろう。

 杉谷が話し始めてからは、他の誰も話題をリードすることができず、杉谷の関心のあるネタばかりとなった。それも、行き着くところは咲に関する話題となる。マスターも面倒くさいと感じたのか、そのままにしている。

「杉谷はよくしゃべるなあ」

とマスターが言うと、

「そうですか。あんまり喋んない方がいいですか?」

と質問で返し、いや、そんなことはないがな、とマスターに有無を言わせず肯定させる手腕も備えている。

「俺、ブログやってるんですけど、今日の動画、アップしてもいいですよね?」

 杉谷が、話の最後の方で、誰に許可を取るつもりなのか、同意を求めて来た。

 一体、誰がこれを許可する権限を持つのだろうか。その場にいた人間全員が一瞬悩んだが、しょうがないな、という感じで、マスターが話を締めくくろうとした。

「個人の本名とか書かないんであれば、いいんじゃないか?バンド名は書いてもいいと思うけど。みんな、どうだ?」

 僕たち4LIVEも深く考えずに、まあ、いいかな、という感じで頷いた。


その3


 週明けの月曜日。夏季講習はまだまだ続く。

 休み時間に自分の席でテキストを見直していると、隣に誰かすっと近づいてきて、席の傍らにに立った。

「室田くん」

 ええっと、この子は・・・ああ、新井さんか。僕は、3人組を足掛かりにとりあえずクラス全員の顔と名前をなんとか一致させられるようになっていた。

 新井 紫帆(あらい しほ)。

 新井さんは、結構可愛いな、という感じで印象に残っている子だった。また、社交的ではあるけれども、落ち着いた、大人っぽい雰囲気もある子だな、というイメージで名前を覚えることにしていた。それにしても、声を掛けて来るなんて、何かクラス行事の打合せかな、と新井さんの方を向いた。

「室田くんって、バンドやってたんだね。知らなかった」

「え?」

 まあ、杉谷から聞いたんだろうけれども、あまりクラスの中では目立ちたくない僕としては、ちょっと困ったな、という感じだ。

「さっき杉谷くんのブログ見せて貰ったけど、いいね。曲もすごくいいし」

 はっ、と教室の隅の方を見ると、何人かが固まって杉谷のスマホを見ている。

 おそらく、アップした自分のブログの動画を見せているのだろう。杉谷が僕の方に気付いて、スマホを指さし、僕に笑顔でうんうんと頷いている。一体何がうんうんなのか分からないが、強烈に恥ずかしさがこみ上げてきて、顔が赤くなるのが自分でもわかった。

「あれ、室田くん、もしかして恥ずかしがってる?

 わたしは・・・好きだよ、4LIVE。詩は室田くんが書いたんでしょ?」

「うん・・・」

「歌詞もすごくいいし、曲もきれい。演奏だってすごく上手いし。それに・・・」

 ん?なぜそこで言葉を止める?それに、の後に何が来るんだ?と僕はしばらく新井さんの言葉の続きを待つ。

「それに、室田くんもかっこいいし・・・・」

 生まれてこの方、女の子からかっこいい、なんてことを言われたことはなかったので、僕はうろたえまくった。男からなら唯一、マスターが、‘お前はかっこ悪いのがかっこいいんだ’的なことを言ってくれたぐらいだ。それにしても、新井さんの様子がなんだか、さっきまでの落ち着いたイメージからは段々と遠のいてきているような気がするのは、僕の思い過ごしなのだろうか?

「今度私もスタジオに観に行っていい?」

 杉谷がよくて、新井さんが駄目と断る理由を僕は考えつくことができなかった。僕は仕方なく、

「うん、いいよ・・・」

と答えた。新井さんは、ありがとう、じゃあ、今度の練習の時間、教えてね、と嬉しそうに笑って自分の席に戻っていった。

 杉谷の席の周りから人だかりが消えるのを見計らって、僕は杉谷の方に歩いて行った。


その4

 杉谷からブログのタイトルを聞きだした僕は、夜、家に帰ってから、家族共用のデスクトップPCで検索した。

‘杉ちゃん、鷹井市で生きてる’

 なんて長閑でお気楽で安直なタイトルだろう、と呆れたが、‘鷹井市’という地名が入っているので、簡単に検索できることが唯一褒められる点だ。

 杉谷のブログには、鷹井市のグルメリポートなんて記事もある。しかし、よく見ると、99%がファストフード店の品評で、1個100円のハンバーガーや、期間限定、割引券利用で1杯150円の牛丼、といった、格安メニューの記事ばかりだ。1店舗だけ、ラーメン屋の記事があったが、‘大盛り二杯完食で普通盛り一杯の値段に!’という記事で、痩せの大食いか、杉谷が空になった二杯のどんぶりの底を見せている写真がアップされているものだった。

 眩暈がしかけたところで、とりあえず、4LIVEの動画だけは見なくては、と気を取り直す。

‘鷹井市のロックバンド、4LIVE !’という記事だった。

 まずは記事の文章を読む。

 ・・・・

 鷹井市が誇る、ライブハウス、ポピーの専属バンド、‘4LIVE’

 ‘4LIVE’は、現役女子高生ベーシストのEmi-chanを中心に、ギター・ボーカルのmuro、ギターのKT、ドラムのムッチーの4人で構成される本格的ロックバンドだ。

 彼女らは先般開催された鷹井市のロックイベントでもメインアーティストとして、観客の注目を浴びた。

 動画は、そんな4LIVEと交友関係の深いこのわたし、杉ちゃんが、特別にスタジオでの練習風景の撮影を許可してもらったものである。

 曲はすべてEmi-chanが作っており、彼女はソングライティングの才能も見せつけてくれている。動画の曲は「土曜の午後から」という、限りなく美しいポップソングだ。

 今はまだデビュー前だが、この動画が近い将来、非常に貴重なものになることは間違いない。わたし、杉ちゃんは、今後も彼らの動向をフォローし、随時皆さんにも報告していくので、期待して欲しい。


・・・・・

 いつの間にか、ポピーの‘専属バンド’になっている。

 それに、確かに、本名を出すな、とは言ったが・・・・まあ、Emi-chanは仕方ないとして、muroにKT、武藤にいたってはムッチー・・・・

 しかも、BARたかいがどうして‘ロックイベント’になってるんだ。しかも、‘メインアーティスト’とは・・・

 まあ、でも、動画はありのまましかない筈だから、と思い、観てみた。

 ・・・確かに、演奏を映しているのだが、バンドの左斜め前がアップになっているアングルからしか撮られていない。

 つまり、咲のアップしかない。男三人も映ってはいるが、ボーカルの僕ですらほとんど顔が分からないような位置・距離でしか映っていない。加藤はその僕の向こうで、何の楽器を弾いているのかすら分からないようなアングルだ。武藤に至っては、常にフレームに収まり切っていない。

 眩暈を通り越して、頭痛がしてくる中、ふと、心配が沸き起こる。

 事実誤認と失礼な表現を含むこの記事を、もし、たかい夕涼みシリーズのスタッフや、Acid Voiceや枯井戸が見たら。みんな大人だから、怒りはしないかもしれないが、かなり気分を悪くすることは間違いない。

 でも、よく考えたらこんなブログ、そんなに訪問者も無いだろう、と言い聞かせながら、カウンターを見て、ぎょっ、とした。

 ブログ開設は三か月前。その僅か三か月の間で、カウンターは50万を超えている。

 なんで、こんなブログをフォローするんだ、と世間の人たちの感性が分からない。

 それにしても・・・

 新井さんは、咲以外、誰の顔かも分からないような動画のどこを見て、

「室田くんも、かっこいいし・・・」

と言ったのだろうか。

  



その5


 次の土曜の午後。ミキシングルームには前回と同じく、クラスメートの男子三人組。

 の、他に、女子が1人。新井さんだ。

「あれ、誰?・・・・」

 加藤が明らかに不機嫌な顔をして新井さんのことを僕に訊く。咲は別に気にも留めてない風を装っているが、いきなりの女子生徒の登場にちょっとだけ、挙動がおかしい。珍しく、音を二回外した。武藤も、咲以外の女子の前での演奏に、竦んでしまっているようだ。

「それに、何?、あのブログは・・・」

 更に、加藤が不機嫌な声で呟く。

「ごめん・・・」

 何故だか、咲が謝る。

 加藤は、きょとん、として、

「いや、咲が謝ることないでしょ」

と返すが、咲は、やっぱりごめん、と言う。

「わたしはバンドのフロントじゃないのに・・・・ごめん・・・」

 加藤は、いいよいいよ、と咲には言い、ミキシングルームには、やれやれ、という目を向ける。

 ミキシングルームでは、杉谷が新井さんに話しかけていた。

「新井さんは、誰が目当てなの?やっぱり室田?」

「え・・・」

 新井さんは困ってしまって、顔を赤くして俯いている。

「でも、加藤くんも、渋くてかっこいいよね」

 杉谷はそう言いながら、また、左のアングルから動画を撮ろうとしていた。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る