衝撃の真相、伏線、ウィットに富んだ会話、垣間見える狂気、哲学

思わず最後まで読み通しました。
キャラクターはsf設定でありなががら、リアルルで、一人一人が問題を抱えています。世界観やキャラクターの思考もそうで、物語に強いメッセージ性を感じました。
ネタバレを避けるために多くは言えませんが、最後の怒濤の展開に大きな納得と衝撃を与えられました。
単に正義を貫き、ただ悪がいる、だけではおわらず、「本当にこのせかいにヒーローがいたら」というリアルを強く感じられる作品でした
また、笑えるところや面白い会話、うまい言い回しが多く、非常に会話が楽しくかんじられました。
敵役の狂言回しや、各キャラクターがもつ哲学は非常に深く考えさせられるものであり、もしかしたら大人向きなのかもしれません
途中で少し有りがちな展開がある気がしましたが、全体的に見ると非常に完成度の高い作品であり、考えさせられる作品だと考えています
是非読んでみてぐたさい