概要
「割ってみないと、分からないんです。卵も、お見合いも」
「私の得意料理は、卵かけご飯です」
お見合いパーティーで、気になる三人に全員フラれた俺。
残ったのは、俺を第一希望に書いたという、地味な田所さんだけだった。
仕方なく入った二軒目の居酒屋で、彼女は真顔で言い放つ。
「卵って、投資なんですよ」
年利三万パーセント。実家の庭には鶏が三羽。名前は、元本、利息、複利。
ツッコミどころだらけなのに、彼女はなぜか、俺の見栄を全部見抜いていて。
――どうして彼女は、俺の名前を書いたのか。
締めに出てきたのは、卵かけご飯でここまで不味くなるのかと、逆に感心する一杯。
なのに、彼女は一口ずつ、大事そうに噛みしめている。不思議だらけの田所さん
このお見合いの結末やいかに。
お見合いパーティーで、気になる三人に全員フラれた俺。
残ったのは、俺を第一希望に書いたという、地味な田所さんだけだった。
仕方なく入った二軒目の居酒屋で、彼女は真顔で言い放つ。
「卵って、投資なんですよ」
年利三万パーセント。実家の庭には鶏が三羽。名前は、元本、利息、複利。
ツッコミどころだらけなのに、彼女はなぜか、俺の見栄を全部見抜いていて。
――どうして彼女は、俺の名前を書いたのか。
締めに出てきたのは、卵かけご飯でここまで不味くなるのかと、逆に感心する一杯。
なのに、彼女は一口ずつ、大事そうに噛みしめている。不思議だらけの田所さん
このお見合いの結末やいかに。