概要
ハンコ一つで城門は立つ。ただし責任は、押した者が負う。
神々の監査が王国を見張る百日間。点数をつけられるのは、王国のいちばん端にいる末端検査官、つまり俺だ。
夜間点検報告書を書いている途中でうとうとしたら、目を開けた先は、百日後の最終監査に落ちれば地図から撤去される辺境の王国だった。点検票を開けば城門のひびが見え、直して再検査に通れば印が押され、その場所は頑丈になる。印ひとつにつき、書式の文章を三枚書く役人がついてくるのが難点だが。
二十日ごとに中間監査が来て、一部の監査は落ちるとその二十日が最初に巻き戻る。ただし、印を押したものが後で崩れたら、責任は押した俺に返ってくる。
夜間点検報告書を書いている途中でうとうとしたら、目を開けた先は、百日後の最終監査に落ちれば地図から撤去される辺境の王国だった。点検票を開けば城門のひびが見え、直して再検査に通れば印が押され、その場所は頑丈になる。印ひとつにつき、書式の文章を三枚書く役人がついてくるのが難点だが。
二十日ごとに中間監査が来て、一部の監査は落ちるとその二十日が最初に巻き戻る。ただし、印を押したものが後で崩れたら、責任は押した俺に返ってくる。
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