概要
対決の時刻は日没に限る。謎の手紙も待ってます
老人ホームの介護職員「わたし」は、八十五歳の入居者、鉄雄さんと恭介さんから決闘の審判を頼まれる。二人は六十年前、ひとりの娘をめぐって日没の河原で決着をつけると約束しながら、果たせなかった因縁の仲だ。種目は中庭での車椅子レース、スタートは日没。ところが、天文台の時刻を信じる元駅員と、お天道様しか信じない元旋盤工は、「日没とは何時か」で一歩も譲らない。六十年遅れの決闘が、夕暮れの中庭で始まろうとしていた。
【三題噺 #167】「対」「没」「時刻」と
KOC2026秋「手紙」に参加しています。
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