概要
私が真の聖女です
フェルゼン王国のチェスター公爵家のソフィアは、幼少期から「大聖女」として神殿に籠もり、来る日も来る日も国全体を包み込む大結界を維持するための祈りを捧げ続けていた。しかしある日、従妹のコレットが派手な金の光を放つ魔法を発現させたことで、第一王子ロバートはソフィアを偽の聖女と激しく糾弾。婚約を破棄した上、聖女の地位を奪い、ソフィアを国境の外へ追放してしまう。ソフィアは「この祈りを止めれば結界が消えて魔獣が来る」と警告するが、ロバートたちは耳を貸さない。着の身着のまま国境を越えたソフィアを出迎えたのは、隣国レイスハイム帝国の皇太子アレクサンダーだった。彼女が帝国の地へ足を踏み入れた瞬間、フェルゼン王国を何百年も守ってきた大結界は完全に崩壊し、漆黒の魔獣の大群が雪崩れ込むのだった——。
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