概要
「その歌い方、変えない方がいいですよ」と、再生数3の清掃係は言った。
自作の曲は、再生数3。
雨宮奏太は、地下のライブハウス「宿り木」で清掃をしている。名前も顔も出さずに曲を投稿し、自分の声は入れない。
ある夜、裏の廊下で鼻歌を聞いた。6人組アイドルのいちばん端に立つ、月城ひより。さっきステージで聞いた旋律が、まるごと低かった。
「その歌い方、変えない方がいいですよ」
自分の低い声が嫌いなひより。
何でも歌えるのに、自分にしか歌えない曲を書いてみてと言った、同じグループの真ん中で歌う白石美羽。
失敗だと思った割れた声を、いちばんいいと言われたバンドの瀬尾冬真。
声を聞いて、その人のための曲を書く。けれど歌う人は、書いた本人にも分からない歌い方を選んでいく。
小さなライブハウスで曲を渡し、歌を受け取る、作曲家と歌い手たちの物語です。
初日は2話、以降は毎朝7時40分に1話ずつ更新します。
雨宮奏太は、地下のライブハウス「宿り木」で清掃をしている。名前も顔も出さずに曲を投稿し、自分の声は入れない。
ある夜、裏の廊下で鼻歌を聞いた。6人組アイドルのいちばん端に立つ、月城ひより。さっきステージで聞いた旋律が、まるごと低かった。
「その歌い方、変えない方がいいですよ」
自分の低い声が嫌いなひより。
何でも歌えるのに、自分にしか歌えない曲を書いてみてと言った、同じグループの真ん中で歌う白石美羽。
失敗だと思った割れた声を、いちばんいいと言われたバンドの瀬尾冬真。
声を聞いて、その人のための曲を書く。けれど歌う人は、書いた本人にも分からない歌い方を選んでいく。
小さなライブハウスで曲を渡し、歌を受け取る、作曲家と歌い手たちの物語です。
初日は2話、以降は毎朝7時40分に1話ずつ更新します。
いつも応援ありがとうございます!
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?