概要
誰かにとってのゴミが、俺にとっては宝の山だった。
探索者になれなかった青年・灰谷レン、22歳。
三度受けた探索者適性試験はすべて不合格。
現在の仕事は、探索者たちが攻略した後のダンジョンを掃除する「ダンジョン清掃員」だ。
手取り十四万円。
残った借金、五十万円。
夢なんてもうない。
せめて借金だけ返して、普通に暮らせればいい。
そんなレンはある日、ダンジョンの片隅に捨てられていた一本の折れた剣を拾う。
その瞬間――。
【廃棄品:折れた鉄剣】
という見慣れない文字が浮かんだ。
そして、その下には。
【真名:竜喰剣グラム】
【残存価値:12,800,000円】
「……は?」
レンが手に入れたのは、特殊スキル《残価鑑定》。
それは新品にも、高級品にも使えない。
見ることができるのはただ一つ。
一度、誰かに「いらない」と判断されたも
三度受けた探索者適性試験はすべて不合格。
現在の仕事は、探索者たちが攻略した後のダンジョンを掃除する「ダンジョン清掃員」だ。
手取り十四万円。
残った借金、五十万円。
夢なんてもうない。
せめて借金だけ返して、普通に暮らせればいい。
そんなレンはある日、ダンジョンの片隅に捨てられていた一本の折れた剣を拾う。
その瞬間――。
【廃棄品:折れた鉄剣】
という見慣れない文字が浮かんだ。
そして、その下には。
【真名:竜喰剣グラム】
【残存価値:12,800,000円】
「……は?」
レンが手に入れたのは、特殊スキル《残価鑑定》。
それは新品にも、高級品にも使えない。
見ることができるのはただ一つ。
一度、誰かに「いらない」と判断されたも
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