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概要
おれの舌は、取るものじゃない。つなぐものだ。
雷の夜、田んぼのアマガエルは「田の神」からスキルを授かった。
《舌伸ばし》。
……カエルの舌は、もともと伸びる。
伸ばしすぎて稲に結ばれ、乾けば縮み、ヘビにもサギにも「つまらんものをもらったな」と笑われる。
それでも、鳴子を鳴らし、オタマジャクシの橋になり、サギと取引をして、小さなカエルは田んぼの端から端まで舌を伸ばしていく。
やがて、雨の降らない夏が来る。
百年前にも同じスキルを授かったカエルがいたことを、まだ誰も話してくれない。
人間の女の子ハルに「ベロ太」と名づけられたカエルの、ひと夏の物語。全15話・完結済み。
《舌伸ばし》。
……カエルの舌は、もともと伸びる。
伸ばしすぎて稲に結ばれ、乾けば縮み、ヘビにもサギにも「つまらんものをもらったな」と笑われる。
それでも、鳴子を鳴らし、オタマジャクシの橋になり、サギと取引をして、小さなカエルは田んぼの端から端まで舌を伸ばしていく。
やがて、雨の降らない夏が来る。
百年前にも同じスキルを授かったカエルがいたことを、まだ誰も話してくれない。
人間の女の子ハルに「ベロ太」と名づけられたカエルの、ひと夏の物語。全15話・完結済み。
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