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概要
式当日に捨てられた花嫁が、一人で新婚旅行に来た。隣の部屋に、俺がいた。
失恋して、有給を消化するために来た沖縄のリゾートホテル。隣の部屋は新婚スイートで、泊まっているのは一人だった。
桐生美月(二十九)。式の当日、新郎は会場に来なかった。新婚旅行はキャンセル料が全額だったから、一人で来た。
「新婚プランのディナーは二名分なんです。一人で食べると、支配人が気を使うから」
俺、真壁慎吾(二十九)は、その夜だけ新郎役で向かいの席に座った。
ディナーのあと、彼女は言った。
「初夜を、あの人に捨てられたまま終わらせたくない。自分で捨てさせて。名前も知らない、隣の部屋の人がいい」
「名前は、真壁慎吾です。捨てるんじゃなくて、俺が貰っていいなら」
新婚旅行は七日間。新郎役は、七日間。
帰ってから、役を続けるかどうかは、二人とも決めていなかった。
※性行為の直接描写はありません。行為中の会話と事後の情景で描きます。
桐生美月(二十九)。式の当日、新郎は会場に来なかった。新婚旅行はキャンセル料が全額だったから、一人で来た。
「新婚プランのディナーは二名分なんです。一人で食べると、支配人が気を使うから」
俺、真壁慎吾(二十九)は、その夜だけ新郎役で向かいの席に座った。
ディナーのあと、彼女は言った。
「初夜を、あの人に捨てられたまま終わらせたくない。自分で捨てさせて。名前も知らない、隣の部屋の人がいい」
「名前は、真壁慎吾です。捨てるんじゃなくて、俺が貰っていいなら」
新婚旅行は七日間。新郎役は、七日間。
帰ってから、役を続けるかどうかは、二人とも決めていなかった。
※性行為の直接描写はありません。行為中の会話と事後の情景で描きます。
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