概要
剣聖になった幼馴染が、名剣より領地より、俺を選んだ。
幼馴染のエリシアが剣聖になる日、俺は小さな修理店で、彼女の古い鞘を直していた。
訓練費も薬代も、足りない分はこっそり払ってきた。見返りはいらない。剣を握って笑う彼女が好きだったから。
もう俺がいなくても大丈夫。そう思っていたのに、正装した本人が迎えに来た。
彼女が差し出したのは、昔の支払票。その余白には、俺の字でこう書いてある。
――未来の剣聖様。
誰も彼女を信じなかった頃からの気持ちが、全部知られていた。
そして、どんな褒美でも望める王の前で、彼女が選んだのは名剣でも領地でもなく、俺との結婚だった。
※短編完結・ハッピーエンド。
訓練費も薬代も、足りない分はこっそり払ってきた。見返りはいらない。剣を握って笑う彼女が好きだったから。
もう俺がいなくても大丈夫。そう思っていたのに、正装した本人が迎えに来た。
彼女が差し出したのは、昔の支払票。その余白には、俺の字でこう書いてある。
――未来の剣聖様。
誰も彼女を信じなかった頃からの気持ちが、全部知られていた。
そして、どんな褒美でも望める王の前で、彼女が選んだのは名剣でも領地でもなく、俺との結婚だった。
※短編完結・ハッピーエンド。
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