話タイトルの「攻撃魔法『が』使えない」の助詞ひとつで、この主人公が何をできて何を選ばないかが分かる仕掛けが好きです。町長の息子の攻撃を全部寸前で弾きながら、弾いていることすら気付かせない。第二話で老魔導師オーサが、極炎天獄の前で降参した彼に「領分ってものを理解ってる」と告げて合格にする場面は、強さより見極めを評価する師匠像として気持ちよかった。テンポの良い一人称と冷めた内面の落差も心地よく、反転防壁がどう化けるのか楽しみです。
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