概要
人は殺せど環境は汚さぬ歪な世界。新兵は『鉄の棺桶』の中で静かに笑う。
豪雪に沈むカムイ高原。
帝国の電撃侵攻作戦により、皇国の北領は占領の危機に陥っていた。
撤退する皇国軍の中、残されたのは寄せ集めのカムイ防衛軍。出された指令は二週間の時間稼ぎ。
その最前線で、旧式機を与えられた新兵がいた。
軍学校を首席で出た伍長、九条嗣巳。
油と硝煙の匂いが立ち込める「鉄の棺桶」の中で、能面のようなこの青年だけが、笑っていた。
的を外さないために感情に蓋をすることを強いられた、若き天才狙撃手。
しかし、彼の力だけで戦場は揺るがない。
帝国とにらみ合いを続ける中、彼はとある部隊へ配属される。
配属先の隊長は、機体を「赤」に塗り上げた、特異な少佐であった。
その男は、嗣巳へ「赤」の意味を説く。
着実にカムイ攻略の糸口を見つける帝国。戦況を覆すすべのない皇国。
彼らの戦争は
帝国の電撃侵攻作戦により、皇国の北領は占領の危機に陥っていた。
撤退する皇国軍の中、残されたのは寄せ集めのカムイ防衛軍。出された指令は二週間の時間稼ぎ。
その最前線で、旧式機を与えられた新兵がいた。
軍学校を首席で出た伍長、九条嗣巳。
油と硝煙の匂いが立ち込める「鉄の棺桶」の中で、能面のようなこの青年だけが、笑っていた。
的を外さないために感情に蓋をすることを強いられた、若き天才狙撃手。
しかし、彼の力だけで戦場は揺るがない。
帝国とにらみ合いを続ける中、彼はとある部隊へ配属される。
配属先の隊長は、機体を「赤」に塗り上げた、特異な少佐であった。
その男は、嗣巳へ「赤」の意味を説く。
着実にカムイ攻略の糸口を見つける帝国。戦況を覆すすべのない皇国。
彼らの戦争は
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