というわけで、まりんこ!はこれにて完結となります。
第1部が!
色々考えた結果、これが今の答えです。
☆2,000いったのもなんかいいタイミングでした。
以下、言い訳という名のあとがきです。
基本ロクなこと言っていないので余韻重視の方はブラバ推奨です。
様々な幸運や出会いに恵まれ、物書きとしてデビューしてからもう4年が過ぎました。
色々ありまして一時は絶望しかけたりもしましたが闇落ちせずに継続でき、2作目を書籍化、3作目もWeb投稿とはちょっと違うお仕事ですがいただけて書籍として送り出すことができました。
その中で書籍化打ち切りに対するスタンスなどは皆さま色々ありますでしょうが、やはり当方としては「描くことしかできない」ゆえに辛い部分もあり今のところ触れるつもりはない状態です。
これについては、ここであれこれ書くのはしません。まりんこの近況ノートなので。
話は逸れましたが、そんな中でふと思いました。
「ここらで一度自分が今後も物語を紡いでいく上で、きちんと完結させたものを作ろう」と。それに選んだのがまりんこでした。
以前、近況ノートで思ったより伸びない的な愚痴じみたことを書いたりもしましたが、それは上を見ればキリのない贅沢な話です。そんなに評価が欲しければもっと間口の広いジャンルにしろよって話になりますし。
当初まりんこは出オチ気味の実験作的に始めてみたもので、合間合間に書いていた作品だったのもあり、ここまで4年くらいかかりました。
ですが、こうして振り返るとレビューもそうですが、ブクマに対しての評価数は勿体ないばかりの割合&倍近い死に狂いを早晩超えそうな気配と、望外の喜びを味わえる作品にすることができました。
敬遠されがちなミリタリーを入れても上手く転がせれば相応の評価をいただけるポテンシャルを秘めた話なのだと自信にもなりました。あらためて深くお礼申し上げます。
さて、ここまで評価をいただけたなら「伸びないからやめる」とかではなく、「きちんと区切りのいいところまで書こう。それが物書きとして今やるべきことだろう」と今年のはじめくらいにそう思い立ちました。
そこからの更新速度も「ん? 急に速くなった?」と思っていただけたかなと思います。ぶっちゃけ畳み掛けるような勢いも大事でした(笑)
……などともっともらしいことを考えながら、いよいよアリシアが宿敵・黒幕と対峙し決着をつけたあたりで、まさかの電撃の新文芸の大賞が決まりました。
正直「え、あと数話で終わるんですけど……」だったのは内緒です(笑)
元々、その時々での成果や反応を見て物語(風呂敷)を膨らませられるようにしておりましたが、そこは残念ながら時間切れ(笑)で、結局は国からほぼ出ない範囲でまとめることになりました。
どちらが良かったかはわかりません。
でも、こうして完結できたのが一番だったんじゃないかなと思っております。
あ、第1部最終話のシーンはちょっと思い切ったこともしています。
さて、これから書籍化に向けて動いていくことになると思います。
このWeb版と同じルートの加筆修正となるかは決まっておりません。
ですが、よりよいものを本として皆さまにお届けできるように頑張ってまいります。
いわゆるゲームシナリオ部分は終わり、これからは真っ白なページに彼らの戦いと人生が描かれていくことになります。
商業となればまた厳しい世界ですが、それでもふたたびアリシアや海兵隊が活躍できる余地を残しておきたいと思い、第1部完とさせていただきました。
ひとまずお疲れさまでした。
なんだか気が抜けたのか書くこともまとまらないです。不思議な感覚。