京都でも急に秋らしくなってきました。お鍋が食べたいです……。
まとまった作業時間がとれたので、「三都幻妖夜話 白川編」の予約投稿を多めにセットしてきました。更新日の予定が確定しましたので、念の為お知らせしておきます。
「三都幻妖夜話 白川編」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884553813現在、第21話の終わり21-6まで公開中です。
次週より第22話が始まります。
10/15(月) 22−1
10/16(火) 22−2
10/17(水) 23−1
10/22(月) 23−2
10/23(火) 23−3
10/24(水) 23−4
10/29(月) 23−5
10/30(火) 23−6
10/31(水) 23−7
以降は未確定ですが、基本的に毎週(月)より週あたり1話ぶんを何ページかに分けて毎日更新し、1話ぶん終わると終了です。(また次週!)
第23話は23−7で終わりで、11月には24話、25話の公開をします。
第25話をもって、「第2章 昭和十六年、秋より冬。ニイタカヤマノボレ」は完となります。
ということは、25話までにニイタカヤマノボレです。
ご存知の方も多いとは思いますが、このニイタカヤマノボレというのは、太平洋戦争においてハワイ作戦(真珠湾攻撃)の作戦行動開始を命ずる暗号電文として発信された有名な一文です。
白川編は、その時代を舞台とした時代小説で、もちろん完全なるフィクションですが、時代感を出すために、当時の出来事と多少の関連性をもったストーリー展開になっています。
書くために、時代考証で当時のことを自分なりに調べたり、自分が子供だった昭和の後期に、おじいちゃん、おばあちゃんや大人たちから聞いた、昔の日本の様子などを思い出して原稿を書きましたが、なにかと知識不足、取材不足も多く、至らないところばかり目につく気もします。
それは自分の難点として、私には今後の課題となりましたが、今までずっと異世界を舞台にしたファンタジー作品や、遠い宇宙や少し不思議な未来を舞台にしたSF作品のみを専門に書いてきた人間でしたので、時代考証や取材が必要な作品というだけでも新鮮で、いい勉強になったなと思います。
私のこの作品を歴史物というのは、あまりにもおこがましいんですが、ちらっと触れる程度のこの原稿を書いたことで、歴史小説や時代小説、現代ものでも取材や調査が必要になる作品を書いている方々の大変さが垣間見られました。
でもこれ、面白いですね!
史実にちらっとでも触れるのには、なにか独特のロマンがあります。
時代もの、歴史ものが好きという読者さんや、作者さんの気持ちが改めて少し分かったような気がしました。
もし史実を知らない人でも、読んで分かりやすく、面白いように書くというのが難しいけど、でもたぶんその難しさが面白いんでしょうね?
異世界ファンタジーも、作者しか知らない異世界のことを、読者さんにもわかりやすく、面白いように書く分野なので、何となく相通ずるものがあるなあとも思いました。
私の作品、異世界ファンタジーもありまして。
そちらの旧作もカクヨムさんで再掲しはじめました。
「名君双六」カルテット番外編
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887111353まだ第1話しか公開していませんが、昔、個人サイトのほうで公開していたものです。
第14話がエピローグなんですが、第13話まで書いて、14の執筆途中でWeb小説の活動が停止してしまって、中断したまんまだったものです。
せっかくじわっと活動再開できたので、「名君双六」もこの機会に完結したいなと思い、気合をいれるためにカクヨムに転載させてもらうことにしました。
よかったら、こちらもご覧ください。