先週末、ラブコメを勉強しようと職場の後輩君におススメの小説を借りました。
少し長いタイトルの、略して「俺ガ〇ル」と言う小説です。
どこで聞きつけたのか、偉い人(専務さん)もラブコメならこれを読みなさい。と、漫画を貸してくれました。「メ〇ン一刻」と言う漫画です。
私は一週間かけて、なんとか2作品を読破しました。
「どうでした、俺〇イルは?」
「うーん、最後まで読んだんだけどね。正直言って主人公にあまり共感できなかったと言うか、まあ面白かったんだけど」
「zawaさん、よく考えてみてください。全く共感できないのであれば、途中で読むことを止めることもできた。しかし、あなたは最後まで読んでしまった。これの意味するところをよく考えてみてください。わかりますか?」
「えっ?いや、サッパリ」
「フッ」
「ふっ?」
「いいでしょう、今は仮進級としておいて次のステップに進みましょう。ではまた来週、新しいラブコメを用意しておきますよ」
「ええ?はあ、ありがと」
「専務さん、ありがとうございました。お借りしていた漫画お返しします」
「おお、どうだったかね。感想は?」
「そうですね、ちょっとヒロインに感情移入できなくて……」
「なにぃ!響子さん可愛いいやろうがゴラァ!」
「ヒィィィィッ」
「どこだ?どこが気に入らん?」
(ヤバい!ボーナスの査定に響いちゃうッ)
「え、えと、気に入らないとかではなくて、わ、わたしの数えるほどしかない恋愛経験ではまだ読み解くのが難しかったと言いますか」
「フッ」
「ふっ?」
「そうだな、zawa君。君の言う通り君には少し早かったかもしれんな。よし、来週はもう少しお子様向けのモノを選んでやろう」
「ははあ、ありがたき幸せ」
ラブコメ道はなかなかに厳しく、険しく長い道のりのようです。
皆様も、何かおススメの作品があれば教えて下さいませ。
さて、本日「矢沢龍美のブログ」第9話を更新いたしました。
お話の収束に向かって、どんどん物語が展開していきます。
是非、お時間がございましたら覗いてやって下されば幸いです。
https://kakuyomu.jp/works/16818093075113987403/episodes/16818093078006190520それでは皆様、よい週末をお過ごしください。
ありがとうございました。