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5・7 本当の言葉を書くために

 はじめて、ノートを書いてみます。

 僕は、本当の言葉を書くのが苦手です。本当の言葉を書きたいと願いながら、本当の言葉を書こうとするならば、六〇〇字でさえ僕には長すぎる。

 だから、ツイッターなるものを始めてみます。本当の言葉を書いてみるために、百四十字から始めてみます。

 そちらでは同時に、この場で出会った人々と、たった一人の読者たちと、カクとヨムの外側で、少しだけ本当の言葉で繋がれたらと思います。IDはここと同じ、「@yuzuki1523」です。名前も、悠月のままにしました。カクヨムでツイッターを公開の方々は、こっそりフォローさせていただくかもしれません。根が小心者にできてる悠月です。なかなかこちらからは行けないかもしれません。臆病ゆえ、失礼を致すこともあるでしょう。その時は、どうかご寛恕ください。できたら、ご懇意にしてやってください。

 それでは。大切なただ一人の読者へ向けて。

4件のコメント

  • はじめまして、いつも更新楽しみにしています。
    ツイッターはじめられたんですね、私はアカウント持っていないので伺えませんが、あたらしい試み応援しています。

    私小説の方も更新心待ちにしていますが、ときどき ぼくらはみんなひょうはくされていく みたいな現代詩を書いてくれると嬉しいです。印刷してなんども眺めたいくらいに好きな詩でした。

    ではでは。
  • 阿瀬みち さま

    はじめまして。コメントに、それから美しいレビューに、ありがとうございます。どうも近況ノートを使う習慣が付かないもので、お返事が遅れてしまったこと、お許し下さい。

    現代詩のほうは、なにか思想的な充実を感じたら、すぐにでもまた書きだそうと思います。今はひとまず私小説や抒情詩で、形あるものが見つかるまでの充電期間にしています。捉えがたいものを追いかけるなかで、また色々な画策も浮かんでは来ています。ご期待に沿えるものが出来るとは思いませんが、読んでくれる方がいらっしゃると思うと、書くための心強い味方です。
  • 突然押しかけたのに、丁寧なお返事をいただけてとても嬉しいです。

    私のレビューは全然美しくなんかなくて、他の方の言葉に埋もれて恥ずかしいくらいですけど、あの夜うっかり私小説を読みながら泣いてしまって、その感動を言葉にできないまま勢いで綴ってしまいました。そのあと朝になって読み返して恥ずかしさに震えました。真夜中のラブレター理論ってやつですかね。
    第13夜から一気に更新分読んで、どうしてか泣いてしまったんです。それはやはり失われた時代への郷愁みたいなものだったのかもしれません。

    今も毎晩更新される私小説を見ていると、なにか決意めいたものを感じて感心してしまいます。私は詩人ではないのでみなさんの書かれる美しい言葉の羅列を外から眺めているだけですけど、その輝きの奥にある強い意思や純粋さのようなものに心を打たれてしまいます。なにかをつくり上げるのはとても大変なことだと思いますが、期待しつつも、しないで待ってます。



  • 阿瀬みち さま

    またお返事が遅れてしまいました。すみません。

    真夜中のラブレター理論、あるかもしれません。いつも自分の書いたものは、昼間読み返しては恥ずかしく、もう何度まるごと消してしまおうかと思いました。ですが、一度上げたものを消すのもまたそれはそれで恥ずかしいことなので、仕方なくそのままにしています。性懲りもなく書き続けていますが、あまりに嬉しい感想を頂いて、感無量です。

    あの文章は所詮若書きで、なんにも決意なんかない書き捨てですが、どうにかこうにか書き続ける訓練だけは、しようと思っています。読んでくださる方がいらっしゃることは、それだけで大きな励みです。最近は妙なものをまたひとつ画策しています。どうか、期待などせずにいただければと思います。
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