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『勇者パーティーを追放された転生テイマーの私が(略)』更新しました。勇者新聞についてちょっとだけ詳しく説明します。

こんにちは、柚子猫です。

文字数とかお話のリズムが合わなかったりでどうしても載せられなかった、物語の裏話を少しだけご紹介します。

今回は勇者新聞について。


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勇者新聞は、主人公が転生した世界で一番読まれている大手の新聞なんです。

基本的には無料で、運営費はグランデル王国から出されています。
目的は自国の切り札である勇者を宣伝すること!

『うちにはこんなにすごい勇者がいるんだからね』っていう、勇者を通して王国をアピールする為なんです。


ただ、特集号は、配布ではなく有料販売。
王国の目的とはあまり関係ないというのが表向きの理由なんですけど。

……その実は、新聞社が独自で儲けたいっていうことみたいです。

今までの特集だと、勇者パーティーのメンバー特集だったり。
流行のファッションだったり。
あと。
グルメレポートとか、観光特集とか。

どれもあまり増刷はしないので、欲しい特集があるなら事前チェックが大事。
勇者新聞の本誌で事前に販売日の告知があります。

特集号の売れ行き次第で、給料もボーナスも大きく変わるので、記者は特に力をいれてるみたいですよ。
売れ残りは新聞社が引き取るので、読者がなにを読みたいのか、どれくらい売れるか、あらかじめマーケティングする力も大事なんです。


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以上、勇者新聞の説明でした。

あ、ちなみにですけど。
お話の中で、編集長の言っていた「魔王領に本社を移転する」っていうことは、王国から魔界へスポンサーが変更になりますってことです。

実は重要なセリフだったんですよ。
物語でもあとで登場……するかな……。

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