いままで私はネットで小説をあまり読みませんでした。
十年以上前にハリーポッターの二次創作に読みふけていた時期があった程度です。しかも、読みふけていたと言っても、一人の作者さんのHPを読み漁っていただけでした。彼女(たぶん女性)のHPはハリーポッターの二次創作小説しか置いてませんでしたが、とても面白かったし恋愛小説を初めて熟読しました。
紙媒体の書籍を読むのは好きです。たまに辞書などを読んで時間を過ごす時があるくらいです。最近では記者ハンドブックなるものを読みました。新聞社は独自の文章ルールを確立し、文章を起こしているのを知りました。ちなみに私が読んだハンドブックは共同通信社です。
ネット小説に再度、触れる機会があったのはモニターの片隅に表示されていた広告だったような気がします。たまにはデジタルの文字も読んでみよう。某サイトの異世界ファンタジー小説に夢中になり、更新を楽しみにしていました。
そうだ。私も小説を悪戯に書いた事があった。四、五年前に友人に頼まれ小説を書いたのを思い出します。私は絵が好きで、漫画やイラストを嗜んでいました。友人は私の世界観を絵ではなく文字にしてみてはどうだろう。と考えたのです。
まぁ、二十年以上付き合いのある友人。(腐れ縁と表現するのに相応しいですね)。そこで私は現代ファンタジーの小説を書き上げました。文字数は八万字前後だったと思います。
某サイトの異世界ファンタジーの更新を待ち望みにしながら、その小説が私のPCの中に眠っていたのを思い出したのです。
数年前に書いた自分の小説。まったく覚えていない展開。勢いで書いた文章程、記憶に残らないものなんですね。自作自演の小説を十分に楽しむ事が出来ました。この時、私の頭はお花畑です。
丁度、私がお花畑をスキップしている最中に友人に異変が起きます。彼のPCがクラッシュし、データが全て吹き飛んだのです。
友人は物書きでした。PCには沢山の文章が居たのですが、すべて意味消失してしまったのです。僅かではありますが友人の文章は、私のPCに残っていました。そこが唯一の救いと言えましょう。
そして、その事件は私を不安にさせました。
上記にあった出来事を踏まえ、カクヨムに登録。大手出版社ならサーバーは長生きだろう。バックアップに近い状態で文章を保存しておこうと試みました。
しかし、頭の弱い私は自作小説をアップするのを忘れ、ネット小説を本格的読み始めたのです。
昨年末、カクヨム登録。
「わぁ~、色んな人が色んな物語を書いてるッ!」フォローや応援のシステムを無視し、乱獲するように読みふける日々。
年を明けて、アホな子の脳内に小説保存の使命を思い出します。
友人の依頼で書いた現代ファンタジー小説。それをカクヨムにアップをしようとした時です。tolico氏と言う人物がアップを拒みました。正確には忠告とでも言うのでしょうか。
彼女は私の誤字脱字、更に雑字を指摘してくれました。そこで、校訂をお願いし、現代ファンタジー小説のアップを見送る事にしたのです。恐らく三月中にアップ出来ればいい方でしょう。
沸々とした感情が残った私の行動。それは「フォートレスト」をアップする事で解消されました。このデータも保存対象になりました。
「フォートレスト」の世界観は漫画にて、書き下ろしたものでした。ですが内容が先行し続け、絵で具現化するのが追いつきません。とりあえず文字媒体にして溜めておいた作品です。
とまぁ、徒然なるままに書いてしまいましたが、ここでタイトルに。
読むのが楽しい
困った事に、ここ最近読んでばかり。ばかり。そう、読みふけっています!
皆様、本当に色々な事を思考し、挑戦され、楽しみを振りまいて下さいます。
心より感謝致します。
どうか皆様。タイピング日和の今日この頃、ご自愛下さいませ。