『バタフライ・ドール2』の第24話更新しました!
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https://kakuyomu.jp/works/16817330659486823394/episodes/16817330663154853787この話をまとめると、詐欺には気をつけよう、
とかそう言ったことになるのでしょうか?(笑)
まあ、お金が取られる詐欺に関わらず、人という生き物は
日常がずっとこのまま続くものだと思いがちかもしれませんね。
変わっていくものの中に、
変わらないものを求めるのは人間の性でしょうか。
不変なるもの、永遠なるものを求めているのかもしれません。
でもそれを、変わりゆくものの中に求めると、
理想と現実が違ってきますので苦しみが生まれてくる……。
だから人間は、概念に不変性を求め、
その思想がそれぞれの生き方になり人生になっていく……。
わー、なんだか哲学的になってきたので
この辺でお暇しようと思います。
ぜひ本編もお読みください!
でも、もうちょっとお話ししていいのなら書こうかな。
国家や社会も、実態として存在しているというよりは、
概念として存在しているように私には見えます。
人々が取り決めをして「そうだ」と思っているから、
概念が効力を持ち始める。
「国」という概念が人間活動を生んでいる。
ただ、この考え方は欧米的かもしれません。
基本的な法律の生まれる過程とか、
民主主義という思想が生まれる過程においては、
人対人の契約思想は色濃いと思います。
日本の場合は、概念による支配というより、
空気による支配の方が強い気もしますが。
「それができる空気じゃなかった」
というケースがよくありますが、
本来の国家や社会の規定から見れば、
空気による「言論の自由の剥奪」「行動権の剥奪」
が多少起きているようにも見えなくはない……。
この辺りの考察は山本七平さんの本が詳しいです。
それによって民度や治安が守られるという面は
もちろんあるでしょうが、
創造的な新しいものが生まれにくいという
一長一短はあるでしょうね。
とまあ、
こんなことを考えるのが好きです。