突然ですが、1から文章を読み直し、タイトルどおり1章~2.5章までを大幅に改稿しました。(それ以外の回も、レイアウト周りを反映させています)
もちろん、既に読んでくださった読者の皆様が読み返す必要がないよう調整した上で、特に「今後につながる展開」は全力で避けて作業を行いました。
というのも、元々初めて書いた小説がこのサメ・ファンタジーなのですが、当然文章が古ければ古いほど誤字脱字のチェックが甘かったり、表現力が怪しい部分がある事を自覚しながら続きを書いている中、どこかでこれをやらないといけないと思っていました。
なので、GW~5月中ずっとこの作業をしていたのです。アホです。
ただ、理由はもう一つあり、ここまでの作業をしたのはむしろ80話以上の話を連載していながら未だに読んでくださっている読者の皆様がいるからこそなのです。
これが本当にありがたく、「この作品はそこまで読んでもらえるほどに面白いんだ!」という自信にも繋がり、だからこそもっと多くの人に触れてもらいたいというという思いが生まれたことで決断したという点もあります。
それにつきましては、本当に本当に、皆様の応援のおかげです。ありがとうございました。
それでは、大幅改稿によって生まれた変更点をまとめていきます。
また話数が減ったことで
●レイアウトの調整
・改行のルールを完全に統一。
・一部の作中内用語を〈〉で括って表示するように調整。
●ピックアップしておきたい大きい変更点
・1鮫~5鮫の内容が全3鮫に圧縮された関係で話数のナンバリングが2鮫分全話繰り下がりました。
理由:3話を読み終えた時点で新規の読者様がメタルドラゴンシャークをその目に焼き付けてくれたら嬉しいと思ったため。
・『鮫の乗り手』→『鮫の騎乗者』 に名称を変更。
理由:あくまで鮫沢博士が適当な事を言っているだけなのでかっこいい言葉に思い切って置き換えたかったため。
・彩華の『モテない』という設定の削除。
理由:性格・外見から見て不自然すぎると判断。
・第9鮫、第11鮫、第18鮫、第28鮫にて、セレデリナとアノマーノの絡みや関係性に関する記述の加筆
理由:もちろん本筋を止めないという目的あれど、だからといって百合要素が断片的過ぎるため、断片的なりに想像の余地がある書き方にしたかったため。
補足:百合を書きたかった。
・第64鮫にて、彩華がコントロールしているサメによるトドメではなく、鮫沢博士に操作の主導権を譲ってトドメを刺す形に。
理由:前後の会話から明らかに不自然な展開であったため。
●その他
・全体を通して、カクヨム版におけるあとがきとまえがきに当たる記述の削除。今読んだ場合に何とも言えないスケジュールの話が多いため。
・ハンチャンの全身義体に『フル・サイボーグ』のルビが入った。
・第4鮫にて、以後の描写と矛盾があるため「自己顕示欲がない」という地の文を「裏で非正規サメ研究していた」という旨の文章に変更
・第8鮫にて、彫刻の数を十数から数十に変更。単純に誤字。
・第9鮫にて、アノマーノとアールルの離婚した年数を500年から800年に変更。以後の展開から矛盾していたため。
・第15鮫にて、酒飲みの名前がゴウ・ユーに確定。
・第18鮫にて、以後の展開との矛盾があったためアノマーノが唱えるセカンド・スカイに関して、詠唱をキャンセルしていたことに変更。
・27鮫にて、鯱一郎「50戦16勝34敗」→博士「51戦35勝16敗」から違和感があったため、鯱一郎「49戦16勝33敗」→博士「50戦34勝16敗」に変更
・第28鮫にて、異世界サメ20号"自白サメ剤"を異世界サメ16号に変更。以後の展開でナンバリングが被っていたため。同様に、第30鮫にて、異世界サメ19号"サメ合金S"を異世界サメ18号へと変更。
・第36鮫にて、違和感があったため「馬鹿旦那より強い」というセリフを「馬鹿旦那に匹敵する強さ」に変更
・第39鮫にて、「射程範囲1km」の表記を「射程範囲」に変更。誤字のため。
・第59鮫にて、国辱ネタにしても限度があるのを感じ、「タイのタコ弱すぎデース」を「サラムトロスのタコ弱すぎデース」に変更。また、セレデリナとの会話シーンが不自然なため削除。
・第41鮫・第45鮫・第60鮫・第62鮫→少し危険なネタを取り扱っていたため、変更。これについては永久封印します。
・第65鮫にて、「あれから休息期間が始まってから3日後を」「1週間程経ち」に変更。時系列が不自然なため。
・セレデリナの地の文にて、バーシャーケーの二人称を王様からバーシャーケー王に調節。口に出す二人称と統一したかったため。
変更前の文章は永久封印した部分は変更させていただきますが、バックアップが残っているので、どうしても読みたい方がいらっしゃいましたらこのノートのコメント欄などでお伝え下さい。