ネット小説における異世界モノの作品には、『レベル』や『ステータス』といった要素が出てくることが多いように思います。こういったゲーム的表現は『異世界が舞台である』と謳う作品において流行しているようにも感じるのですが、実際のところはどうなのでしょう?
拙作『ドリムナノグの詩《うた》』は異世界が舞台なのでジャンルとしては『異世界転移』モノなのかな、と考えていたのですが、そういった表現は入れておりません。
ゲームの世界、あるいはそれに類する異世界に転移する作品(『ソードアート・オンライン』『ログ・ホライズン』等が有名ですね)ならば『ステータス』という要素が入ってくるのも頷けるのですが、なんの理由づけもなく『ステータスが可視化』されているというのも胡散臭いので……。