https://kakuyomu.jp/works/1681733065451453259777話「豚が一匹」投稿致しました。
フロールフというキャラは、かれこれ数年前に考えていた、この作品の前身である物語にも登場させたかなり思い入れのあるキャラです。
その名前はノルマンディー公ロロ(ロロはフロールフのラテン語読み)から、立場はクラウディウス帝の腹心ナルキッススからイメージを膨らませています。「悪名高き皇帝たち」を読んでからナルキッススが好きになったもので……
初めは私欲の強い野心家にしようと思ったんですが、感情的で鬱屈した性格に落ち着きましたね。
感情に振り回され過ぎて真意が見えず、なかなか書くのが難しい人ではありますが、この回でフロールフという人間を表せてれば少しでも良いなと思います。
彼は永い永い過去を抱えた人間なので、全てを明らかにするのは今しばらく時間がかかりますが……
7章は次の話で終わり、8章に続きます。
よろしければ、お付き合いください。