yura

毎度、楽しませていただいてます。
投稿されている作品はほとんど全部読んだのではないかと思います。

どの作品も深く静かな内面への視線が感じられて好きですが、その中でも夜汽車は僕も特に好きです。
まるで神保町の古書店のすべての本から成る字の大海から、美しく瑞々しい言葉だけを蒐集して描かれたようだ、と感じます。

ありがとうございます。とても嬉しく、ゆっくり星をなぞる様に拝読致しました。
描写に徹するあまり、ふと他から見ると読み辛いかもしれないなぁと思いながらも自分の描きたいものだけをこうして一隅で重ねてきましたが、思いがけずコメントを頂きまして、この上ない僥倖を感じています。これからも好きなように、感覚を大切にしつつ余暇を使って表現を続けていこうと思ってます。
夜汽車は私にしては珍しく一貫したテーマを頭に置きながら書いたもので、万人に伝わらなくとも、そのテーマを敢えてぼかしたり霞ませたりして、描きたい雰囲気を作り上げたものですが、そう仰って頂けて大変嬉しいです。自分以外の方にも楽しんで頂けて何よりです。読書家の方にそのような感想を頂けるなんて身に余る喜びだと思いました。年と共に創作物を人に見せる機会が減ってしまったので、久し振りの感覚です。大事に受け取りますね。有難うございます。