11月企画だったはずが、間に合わず自主延長戦を行っていた生首小説を本日無事最終話までアップしました。10日遅れでの完走です。読んでいただいた皆さまありがとうございます。
折角なので出しきれなかったものをノートにメモとして残してみます。
わたし
あなたは一族最後のひとりだ。
現存という意味ではない。
あなたは子供を作る気も次に繋ぐ気もない。
正真正銘、最後のひとりになることがあなたの望みである。
ミシルシ様
あなたはずっと機会を伺っていた。
あれは慈悲などではない。
あなたは彼らのせいで人の道を踏み外した。
これは途方もなく気が遠くなる時間をかけた、あなたの復讐劇である。
そんな割とでかめな愛憎矢印を想定していたわけですが、書いてるうえでは本当は凄いのにスマホアプリにちょっと劣るようなことしか予言しないミシルシ様と、それに気づいてないわたしの日常が楽しくてそっちに筆が乗りました。テーマに沿って一貫して書くのは難しいものですね。