※この作品は実在をもとにしたフィクションです。

実在の人物や団体などとは関係ありません。



前回のあらすじ

　修一は愛する妻の間に娘が生まれた。

　子宝に恵まれた今、順調にいくと思っていた矢先に、娘が病気になってしまった。

　この先、家族と娘はどうなってしまったのか。



登場人物

・中野なかの　華昏かぐら

　　主人公の一人であり、語り手でもある。華昏は、辰、優子の娘、長女として生まれた。弟、大樹の姉でもある。

・菊沢きくざわ　修一しゅういち

　　主人公の一人である。主に、作品の登場人物でもあり、作品の主体となる人　物。修一は、サヤ子の夫である。サヤ子の子、娘二人いる。娘、長女のきみ子、娘、次女の優子がいる。

・菊沢　サヤ子きくざわ　さやこ

　　サヤ子は、旧姓、富本…続きを読む