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「告白されたからOK」完結しました!(裏話も少し)

「告白されたからOK」が、無事に終了しました!
ほぼ毎日、しかも二、三話ずつの更新でしたが、読んで下さった皆様、ありがとうございました!
読んで下さるだけではなく、フォローにコメントにハート、星にレビュー、本当に嬉しいです。ありがとうございます!

今の気分は、無事に終わってホッとした。この気持ちでいっぱいです。
というか、「世界のばんか」の更新と被らない様に更新していたせいで、本当に毎日更新&加筆修正見直しでひーひー言っておりました(笑)。

今回の近況ノートは、いつもより長いです。心してお読みください(え?いつも?)。
裏話は、完全に自己満足語りです。


以前にも何度も書きましたが、今まで現代ものを最後まで書き上げ、そしてアップに成功したことはありませんでした。
それくらい、ファンタジー以外、つまり現代ものを書くのは苦手だったのです。
その中で、今回現代ものをこれほどまでに長く、そして最後まで見直しをし、加筆修正をしてアップ出来たのは初めてです。自分で自分にビックリしています(笑)。

そして、この初めてである拙い現代ものの作品を最後まで読んで下さった皆様、本当にありがとうございます。
読んで下さる方がいるというのは、やはり何よりも励みになりました。
上の理由を含めて、本当に不安でいっぱいだったので、どうなるか、受け入れてもらえるのか、と最後まで戦々恐々としておりました。

現代ものを書く時のルールは一応自分なりに調べてはみましたが、やはり勝手が分からず。
色々店の名前のこととか、どこまでモデルにして良いものかと悩んだりしながら書いてきましたが、無事に走り終えられて本当にホッとしております。


加筆修正に余力を残しておくため、下書きの時点では二万文字残す!と考えて書いていたのですが、途中から二万文字無くなりそうになって「ひー!」ってなりながら書いていました(笑)。
そして、案の定、大幅な加筆修正をして書き上がった作品は十六万文字ぎりぎりとなりました(笑)。
アップする直前まで、最後の二話も加筆修正していましたからね……(笑)。
間に合って良かった……。削ったエピソードも多かったですが。
久々にこの文字数で仕上げたので、ちゃんと終わるのかと冷や冷やしましたが、何とか終えられて良かったです。

しかし、恋愛中心の話は久々に書いた気がします。
「黒き翼」の時は、恋愛だけでなく友情も家族も結構ごっちゃ混ぜになりましたが、糖度とかときめき度はあっちの方が高かった気がしますね(笑)。何故でしょうか。
やはり恋愛ものは難しいです……。


今回から、少しだけ裏話をしていこうと思います。
今回は、下書きを書き終わった後に追加した箇所とか、書けなかったシーンとか。諸々。
ネタバレ満載なので、読んでいない方やネタバレ嫌な方はご注意下さい。



【追加したシーン(大部分のみ)】

■第五話 お前はだれかれ構わず口説き過ぎだ
■第六話 どうして家でも思い出すんだ!

これは、下書きが最後まで書き終わる前に追加しました。
確か、清水の屋上での告白シーン前あたりを書いていた時です。
まるまる二話です。
それまでで、一応春人が草壁さんの名誉を思って告白の時の真実を口にするのを躊躇ったり、風が強いからと草壁さんを守る様に前に出るとかで彼の性格を書いてはいたのですが。


――このままだと、春人の印象薄いままだよね。


草壁さんの印象が強烈過ぎて、主人公なのに春人がかすむ!
そう焦ったのと、ワンクッションもなく清水の告白に話が流れるのはちょっとなー、ということで、この二話をがっつり追加しました。

このおかげで、佐藤がモブではなくなりました。ツンデレに昇格(?)。
それから、後に出てくる「遊び人じゃない」シーンに絡ませるキャラにも決定したのでした。凄い出世です。
本当は田中もそうなる予定だったのですが、蛇足なのと冗長になりそうだったので、取りやめました。田中、ごめん。

あとは、春人と父親が語り合うシーンが書きたかったのと、見守る大人と子供という構図のために追加しました。
ゴーたんのことも印象付けられたかなと満足です。
ゴーたんについて満足です。ゴーたん最高、というのをよく書けたのではないでしょうか(?)。
こう書くと、ゴーたんのためだけに書いた様に見えますが、決してそうではありません。ゴーたん最高。

ただ、この二話を追加した時、やはりある程度書ききってからでないと、連載を開始するのは恐いなと改めて思ったのでした。
こういう、一話、二話をまるまる追加するのは、他の物語でも私がよくやる手法で。
この物語の連載を開始した時は、まだモッスンバーガーを書き終わったあたりだったので、本当に冷や冷やしました。


■第十九話 待ち望んだゴーたん!

ゴーたんの着ぐるみのシーンを追加しました。
下書きを書き終わる前は、文字数のことを考えて戦々恐々としていたので、泣く泣くすっ飛ばしたのでした。
けれど、一応余裕が出来たので、何とか縮小して追加できました。

追加出来て、本当に 良 か っ た で す (気分的に太文字)。

春人がゴーたんに抱き着いたり、不審者扱いされると脳内で暴走したり、草壁さんがゴーたんに抱き着く春人を物凄い勢いで写メを撮るのを書きたかったので。
満足です。はい。満足です。


■第三十話 喧嘩するのは良いことだ

剣道の素振りと、父親と語り合うシーンを追加しました。
後述するシーンと連動で追加です。
下書きを最後まで書ききろうとした時に、文字数がやばいやばいと思って、担任のシーンだけを最初は書いたのです。削った時は泣いた……。
けれど、何とか一万文字以上余裕を残せたので、がっつりと追加しました。

ですが、実を言うと、ここは父親と打ち合うシーンを書こうと思っていたので、それを書けなかったのは心残りです。
せっかく父親は七段、春人は三段という剣道が強いという設定だったので、それを生かしきれなかったなと思います。

でも、剣道は未経験だし、「世界のばんか」で剣道の練習(教える)シーンを書く時は、かなりネットやら本やら動画やらで調べまくった記憶があるので……。
実際書くとなると、かなり大変だったかもしれないとは思います(笑)。


■第三十四話 好きです

薔薇を絡めた告白シーンを追加しました。
そう。あの大事なシーンですよ!
というか、このために私は草壁さんに薔薇をプレゼントさせたというのに。薔薇の色や本数の意味を調べて、伏線にしたというのに。

最初の下書きの時は、「もじすうううううう!」となって、あの場面を削ったのですよ!

泣きました(二度目)。
けれど、もう根性でがっつり絡めました。下書きを書きながら想定していた場面を追加で書けて、ホッとしております……。
上の父親との会話シーンと連動して追加出来て、本当に胸を撫で下ろしたのでした。
この二つが削れたら、あの薔薇の意味は……とか私は最後まで思っていたことでしょう。

でも、この二つを追加したせいで、本当に「もじすううううう!!!」となりながら、アップしていない話の加筆修正をしまくっていました。
本当に最後まで恐かったです、文字数(笑)。



【削ったシーン】

色々ありますが。大きなところだけ。

■父親と剣道を打ち合うシーン

前述した通り。
春人の迷いのある打ち込みを、父親が難なくさばいて一撃で返り討ちにするシーンを考えていました。
父親超強い、というのと、それに繋げて春人の迷いのシーンを絡める予定だったのですが、無念。

でも、試合について調べまくらなければならなかったので、これで良かったのかもしれません。
ファンタジーの剣術や武術を書く時とはまた勝手が違うので、もしいつか剣道のシーンを書くとしたら、思い切り調べます……。


■草壁さんと清水が語り合うシーン

春人と草壁さんが衝突した後に、ちょっとしたシーンとして入れる予定でした。
けれど、文字数の関係上カット。泣きました(三度目)。

ここで本格的に二人が仲良くなるというか、微笑ましくなる予定だったのと、弟の秋が話していた草壁さんのブリッジ姿とかもやる予定だったのですが、無くなりました。
何とか滑り込みでエピローグに二人のことをねじ込んだ形です。
ブリッジについては、秋に語らせました。

やはり、草壁さんが常日頃から大量に話しまくっていたのが原因でしょう。
自業自得ということで、一つ草壁さんには許して頂きます(笑)。


■草壁さんに告白すると決意した夜、春人が素振りをするシーン

父親との打ち合いでぶれぶれだった春人の素振りが、ぴしっと一本筋が通ったものになる、というのを考えていました。
けれど、「もじすうううううう!」となったのと、今考えるとちょっとくどくなるかな、と考えてカットしました。

本当はそこで、父親に一本入れるとか、語り合うシーンも書こうかなと思ったのですが、最終的には今の形で良かったかなとも思っています。
でも、剣道のシーンは一回くらい書きたかったな……。


■両親の馴れ初め話

何かこう言うと語弊がありますが、別にのろけではなく。
春人が恋とか付き合うとかって何だろう、っていうのを改めて考える上で、父親が母親との思い出を語って、色んな形があるんだよ、ラブラブ両親だって悩んで迷って色々あったんだよっていうのを書こうと思っていました。
というか、母親をあまり絡ませられなかった。ごめんなさい。

普段ラブラブしか見ていなかった両親の、若かりし頃の過ち(?)とか、悩みとか迷いとかを知って、春人が少しずつ自分の気持ちに向き合う、みたいなのを考えていました。


他にも細かく色々ありますが、大きく分けるとこんな感じです。
いつか、短編で書けたら良いな、とも思ったりしたのですが、結構本編が綺麗に終わっているので、このままでも良いかなとも思っています(笑)。


以上です!
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!

2件のコメント

  • 連載お疲れさまでした。

    現代ものは色々と気を使いますよね。
    法やモラルに反するシーン入れるとツッコミ入りますし。

    16万字ぎりぎりですか。
    やっぱり長いですね。

    いい結果が出ることをお祈りしてます。
  • 新巻様

    ありがとうございます!
    作品を最後まで読んで下さって本当にありがとうございました!

    現代ものは、本当、店の名前とか使っている身の回りの道具とか会社の名前とか、もじれば良いのかとか、どこまで出して良いのかとか分からなくて困りました。
    がっつり出したのはモッスンバーガーでしょうか。
    実を言うと、この前家族で夜ご飯に食べることになった時に、素で「モッスン」って言ってしまって、「危ない!」とか一人で焦っていました(笑)。

    というか、法やモラルに反すると、やっぱりツッコミ入るんですね……。
    今は、恋愛の年齢差とか学生間のあれやこれやも気にしなきゃならんのかと、結構気を遣います。

    はい、十六万文字ぎりぎりになりました(笑)。
    残り300文字無かったですからね。本当に冷や冷やしました。

    ありがとうございます!
    ともかく、今は現代ものを書き切った満足感でいっぱいです。
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