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いい機会なので「ノブレス・オブリージュ」について解説を

https://kakuyomu.jp/works/16818093088967115649
ノブレス・オブリージュ

解説っていうと仰々しいですね。
じゃあ何て言えばいいんだ!(謎ギレ)

レビューコメントをいただけました。
ありがとうございます!

https://kakuyomu.jp/works/16818093088967115649/reviews/16818093089215852332
2000字で殴られる。 千織さん

殴るつもりは毛頭なかったのですがwww
でもうれしいです!
これ、自主企画ブーストがあるとはいえ、まあまあ良い評価をいただける作品になりつつあります。
あーよかったー。
初めて書くタイプのお話だったので、安心しました。

実は裏設定がありまして。
参加した自主企画の文字数制限が2000文字だったので省きましたが、本来これは8千~1万文字くらいになるお話です。
主人公の本多敬子(ほんだたかこ)と近藤そとは年齢10歳くらいで、どちらも華族の家に生まれたという設定です。
ここらへんはフィクションだし、作中に「華族」という文字がなくても読めば何となくわかるようにしておきました。
本多家は警察組織関係のお家という設定です。
本当に「本多」さんという華族のお家はありました。
ただ、私が調べた資料の中から拾ってきただけなので、全国の本多さんには関係のないお話ですw
他にもいろいろ設定考えてあります。ふふふ。

で、「そと」という名前、これは私の祖母の名前です。
確か大正元年生まれだったはず。
敬子たちより年齢が10歳ほど下で、華族でも何でもないただの貧乏な庶民でした。
祖母の姉の名前(大叔母)が「春」。
祖母や大叔母が言うには、「良いところの子じゃないと『子』とか『美』とかは付けてもらえなかった」と。
でも大叔母は「春子」と名乗っていました。
戸籍では「春」だけど自分で『子』という止め字を付けて「春子」と名乗っちゃうんです。
ゆるいですよね。昔の日本って感じ。こういうゆるさ好きですw
そして、祖母は末っ子だから「そと」。
今の感覚だと、「そとって何だよ、意味わかんね」って思うでしょ?
昔はあったんだよね……。
この子が末っ子になりますようにって意味で「スエ」って名前とかね……。
まあとにかく、そういう時代でした。
「そと」って、『子』や『美』を付けても何だか座りが悪くておかしいじゃないですか。
だから祖母は自分で止め字を付けるっていうのもしていなくて。
祖母本人は気にしていなかったみたいだけど、私はそういう話を聞いて何だか悲しくなっちゃったんです。
ちなみに「そと」は変体仮名を使った名前だったため、本当は画像のように書きます。
「そ」は蕎麦屋ののれんで見るかもw
「と」はあまり変わらないですね。ちょっとだけだな。

とまあそんな感じで「そと」ってひどい名前だよなぁとずーっと思っていたので、お話として書いてみました。
まさか死後に孫にこんなことされるとは思っていなかったでしょうww
ちょっと気が弱くて優しい祖母でした。
かわいがってくれてありがとうという気持ちを込めて。

ではみなさま、ごきげんよう。

コメント

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