こんにちは、こんばんは!
2月になって少し余裕ができまして、入間人間先生の最新作「私の初恋相手がキスしてた」をやっと読めました。めっちゃ良かったです。
あーインモラルだけど、感情揺さぶられるの好きー ってなっていました💦
入間先生の作品は「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」から入った口なのですが(百合ではない)、百合作品をどんどん書かれ、本当に嬉しいです。
あだしまはもちろん、入間先生の
「やがて君になる 佐伯沙弥香について」や「少女妄想中。」、
「きっと彼女は神様なんかじゃない」、「世界の終わりの庭で」も大好きです!
「私の初恋相手がキスしてた」は2,3巻と続くらしいので楽しみで待ちきれません。あだしまの新刊も待っています……!
というわけで?
「吸血鬼な先輩声優さんが、私の腕を噛んできます」の話をしていきます。
https://kakuyomu.jp/works/16816700428557622836以降、この作品、私の他作品のネタバレも含むので注意です。
現代世界の吸血鬼か、現代版陰陽師な作品を以前からずっと書きたいと思っていたのですが、声優のお仕事と合わせて、ようやく書けました。
「ふつおた」では、書けなかった声優の内容を、別の視点で書いています。
「ふつおた2」としても考えたのですが、ラジオには今回頼らずに行きたかったので別タイトルとして声優の職業を中心に描いています。
……書くの大変。
ラジオパートを書くのはキャラが勝手に喋ってくれて、書く側も清涼剤にもなるので楽だったな……と振り返ると思います。
第1部は、瀬名とミラのキャラ紹介しつつな内容。
第2部は、瀬名を深堀りしていき、二人の仲を深めような内容。
で、やっと二人のキャラがどんなキャラなのか理解した、いわば序章です。
なので、ここからどうキャラが動いていくのか です。
「ふつおた」も思い返すと1部、2部はキャラ確立のための序章でしたね。
3部でドカンと困ったことが起きて、変わっていくのは今作も同じかなと思います。
第1部は「ともかく瀬名を困らせよう!」がテーマです。ひどい!
①声優アイドルグループ解散
②憧れのミラさんに会うも今年度で引退 ⇒一緒の舞台に立つ夢が叶えられない
③声優としての経験値がない
養成所に通ってないので声優の作法を知らない
④お金がない
と、ともかく困ったことが起きます。
③、④は新人声優さんなら直面するかもですが、特に①、②ですよね……。
①は、昨今のコロナ禍の状況でリアルでも見られる状況です。
デビューしたものの、ライブができないグループも多く見られ、可哀そうです。
私がどハマりしてファンクラブに入っていた声優グループ、まぁWUGなんですが、解散を知った時は落ち込み、ショックだったのですが、現場で終わりを見届けられたのは良かったことだったな……と思います。
見届けられず、知られずに終わることの悲しさ。終わり方、も考えさせられます。
今作のセナが語る夢の場所、『アリーナ』は、完全に、約束の地SSA、WUGのラストライブの影響です。
いまだ会社の机の引き出しに、ラストライブのメッセージの入った銀テープを入れていて、しんどい時は机の引き出しを開け、元気をもらいます。……重くないですよ。
昨今のライブだと銀テープ演出もできなくなったので、仕方ないですが寂しいですね。
第1部では、さらに
⑥ミラさんが吸血鬼と判明! と困らせ、
そして、第1部の最後に、
⑦瀬名灯乃は、亡くなった友人を演じている
と1番の大問題を出して、2部に続きます。
困らせてばかりです。困ったものです。
「ふつおたはいりません!」でも、ともかく毎回キャラを困らせていました。
・売れない ・アニメリメイク ・歌の実力 ・喉の病気など。
それを乗り越え、成長、仲を深める話ですが、今回もそこは同じです。
困らせて愉悦に浸っているわけではありません! そこを乗り越えるための試練でごめんなさいです。
困らせる人が変わり、さらに吸血鬼という一種のファンタジー要素も絡めてちょっと別物にはなっているかと思いますが、トラブル続きは変わりませんね。
でも、できるだけ現代設定は崩さずに書いているつもりです。
現代設定といえば、オーディションで受かって声優になった人も多いですが、
すぐにデビューはなく、1年、半年レッスンを受けてからデビューが基本だと思われるので、その部分はファンタジーです(笑
書いていたら長くなったので、2部はまたノートに新規で書きます。
では!