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近況ノートを作ってみた

とりあえず作りましたー

7件のコメント

  • 「本気で数字」の企画主です。
    こんにちは。
    近況ノートをご用意いただきありがとうございます。
    本日より暫しの間お付き合いください。

    早速ですが、小説の基本ルールやマナーから。

    各段落は必ず一字下げをしましょう。
    面倒な場合はカクヨム編集画面に「編集サイドバー」と言う項目があります。画面左上に。
    開くと「記法と整形」があり下に「本文を整形」があるので、そこをクリック乃至はタップすれば、開いている画面を一括で自動処理します。

    セリフに使用する括弧。
    通常「鉤括弧」を使います。
    主人公のセリフに『二十鉤括弧』を使っていますが、その使い方は誤りです。
    誰が喋っているのか分かるように、と思ってのことかもしれません。
    ですが、その書き方をしている限り、キャラクターの個性を生み出すことはできません。つまり上達も無いのです。
    そもそも二十鉤括弧は特殊な会話状態を示す場合や、括弧内括弧に使うものです。
    ひとつは、電話での会話やメールの内容を示す。
    もうひとつが引用で使用する場合。
    「隣の席の子が『教科書見せてくれなかった』って恨み節だったよ」
    のように使います。
    主人公とその他を分けて使うものではありません。

    例として第1話から

    『えっーとーー、えーー、よよろしく』
    「私こそよろしくね!」

    全てに於いてですが。

    「えっ、とぉ、えぇ、あー。よ、よろしく」
    「あたしこそ、よろしくぅ」

    とするのが本来の括弧の使い方です。
    セリフはこちらでいくらか改変しています。
    長音記号「ー」ですが、複数繋げて使うと見苦しいだけです。
    ひとつで収め、代わりに表現を工夫しましょう。
    女子に「あたし」と言わせるのは、その方が自然だからです。
    「私」でも間違いではありませんし、文語体なら間違いなく「私」です。
    現実に使う人も居ますが、よりナチュラルにフレンドリーに、と考えれば自ずと使われる一人称代名詞は「あたし」の方がリアリティが増しますね。
    ここでキャラの差別化を図るために、上品な女子を描く際に「わたし」とし、その他を「あたし」とすれば、より明確にキャラを描き分けしやすくなります。

    改行に関して。
    センテンスごとに改行しているようですが、同一の内容であればひと纏めとした、ブロック単位にすべきです。
    小説は箇条書きするものでもありませんし、ブロック単位にすることで改行の持つ本来の意味を示せます。

    以下例。

    原文。

    俺は全てにおいて普通だ。
    陽キャとも喋ることは可能だが、遊びには誘われない。
    女子とも喋るが友達どまり。
    特に打ち込む事がないため勉強はしている。だから、成績もそこそこ。
    そんな俺でも、ラノベや漫画の主人公だったらハーレムを作れるのに。
    現実では、そんなおいしいことは起きないのだよなー

    修正例。

     俺はすべてにおいて普通だ。
     陽キャと喋ることは可能だが、遊びに誘われることは無い。女子とも喋るがお友だち、止まりだ。
     特に打ち込むものも無いため勉強には取り組んでいる。結果、成績はそこそこを維持。
     こんな俺でもラノベや漫画の主人公だったら、ハーレムを作れるかもしれないのに。現実じゃあ、そんなことは起きないんだよなあ。

    改行は話題が変わった、シーンが移動した、などの時に行うものです。
    センテンスごとの改行は、本来の持つ意味を希薄にするだけなので、きちんと考えて行いましょう。
    できている部分とできていない部分があって、全体としてみると不安定ですので。
    補足。
    「そんな」と「こんな」の違い。
    「そんな」は相手に対して使う言葉で「こんな」は自分に対して使う言葉です。
    「てにをは」同様「こそあど」は文章の基本ですね。

    句読点。
    原文より。

    俺の高校スタートダッシュはいい感じかもなと思って浮かれていた自分を殴りたくなるのは今から数時間後の話だ。

    まず読点がありません。
    長すぎます。
    適切な位置に読点を入れることで読み易くなります。

    原文より。

    五つ子の家庭教師になれないかなー
    いや、俺成績普通だわ
    ヤクザとギャングの戦争回避のために美少女と恋仲にならないかなー
    いや、うちの親サラリーマンとパートだわ

    句点が存在しません。
    小説はブログやSNSとは違います。
    意図したとしても、ルールに則り正しく打つようにしましょう。

    第3話より。

    ファンじゃ無いのか。観て欲しかったな。
    『佐藤さん、ありがとう。』
    (この間のお礼です。私の名前、覚えててくれてるんだ。嬉しいな。)
    『何かいった?』
    「いいえ、何も言ってないですよ。山本くん。」

    アウトです。
    一人称視点で(丸括弧)を使い、他者の心情を示すものではありません。
    丸括弧は三人称視点を使う際に、主人公の心の声を表現する際に使います。
    一人称視点はあくまで主人公の目から見た世界です。
    他人の心の内が分かるはずありません。
    カメラワークで例えると、一人称視点はカメラ=自分の目です。
    三人称はカメラが離れた位置にあります。
    仮に小声で喋った、としても丸括弧で示すものではありません。

    修正例。

     ファンじゃないのか。観て欲しかったな。
    「佐藤さん、ありがとう」
    「この間の……お礼……嬉しいな」
     ボソボソ聞こえたような。
    「なんか言った?」
    「いいえ。何も言ってないですよ」

    地の文を挟み示せば相手の言葉が呟きと理解できます。
    内容を匂わせる程度にぼかして発言させるのが、本来の書き方ですので。

    「……」三点リーダーと「――」ダッシュに関して。
    必ず二個セットで使います。
    単独で使うものではありません。
    最大でも四個までとし、それ以上繋げないようにします。

    括弧内文章での句点。
    誤「隣とここの問題の解き方を考えろー。」
    正「隣の人と、ここの問題の解き方を考えろー」

    括弧内の文末に句点は不要です。
    ただし二文以上で構成される場合は、先の文章の文末には句点を付けます。
    時々入れるも入れないも自由、などと言う作者も居ますが、単にルールに関して無知なだけです。

    セリフの改行。

    「ほらー!みんな、しっかり手を伸ばす!
    怜、いい感じ!」

    最近多くなっていますし、書籍でもたまに見かけることがありますが。
    原則、セリフ内改行は無しです。
    長文で読み辛い場合に改行するのはありですが、短文で改行する意味は一切ありません。
    それとラノベに関して言えば、セリフは短文が望ましいです。
    会話にテンポの良さを出せますから。

    このセリフにはもうひとつ、問題があります。
    誤「ほらー!みんな」
    「!」「?」など感嘆符や疑問符のあとには、空白をひとつ入れます。
    正「ほらー! みんな」
    「……」を使用した際には空白は不要です。
    「あのね……これなんだけど」
    「、」読点も基本不要です。間(ま)を空けているとしても、三点リーダーがそれを示しているので。

    とりあえず目に付いたものは、このくらいでしょうか。
    これら決まり事を頭に叩き込んでください。
    内容に関しては次回となります。

    誤字脱字衍字等は誰にでもあるので、そこは気付いたら都度の修正で構いません。
    しかし、ルールの逸脱は新人賞等でのコンテストでは弾かれます。
    基本的なものは押さえた上で、独創的な作品を目指しましょう。

    それにしてもコメント多数あっても、誰も指摘しない、この点をよく考えられた方が宜しいかと。
    理由は主にふたつ。

    ひとつはコメントした連中がそもそもルールを知らない、乃至は無視している。
    もうひとつは、迂闊に指摘して不快感を持たれ、自分の小説を評価してもらえないかも、と考える場合。

    たいてい、こんな程度です。
    ゆえに「低レベル」としているので。

    以上、次回から本編に切り込んでいきます。
  • 誤字がありましたので、訂正をしておきます。

    誤:二十鉤括弧
    正:二重鉤括弧

    失礼しました。

    一点。

    漢字表記とひらがな表記に関して。

    例えば「事」ですが熟語の場合は「事」で構わないのですが、何某のことで、とした場合はひらがな表記が望ましいです。
    第1話。

    「特に打ち込む事がないため勉強はしている」

    このケースでは。

    「特に打ち込むことがないため」

    とした方が良いわけです。

    他には「後」もそうです。

    「その後(ご)に」は漢字で。
    「そのあとに」と読ませたい時は、ひらがなで、と使い分けます。

    漢字を開く、と言いますが、これも覚えておくと意図しない読まれ方を防げます。
    また、意図した通りに読んでもらう、という目的もあるので。
    これはニュアンスの違いを伝えたい、など文言に拘りがある時に、有効なものとなります。
    私のコメント内でも漢字が開いてあったり、漢字表記であったりしますね。
    セリフなどで使う場合も意識して、漢字表記とひらがな表記を使い分けましょう。

    以上です。
  • 遅くなってしまいすいませんでした!
    近況ノート作りましたと報告をしようと思ってたのですが。

    アドバイスありがとうございます。
    根本的に、小説の書き方がなってなかったですね。そんな、拙い物を読んで、しかもアドバイスまで頂いて本当に感謝しかないです。
  • こんばんは。

    第1話。

    至って普通。
    容姿も少し触れた方が良いでしょう。

    至って普通な俺。
    容姿? 普通だよ。たぶん。
    イケメンでも無いしイケボでも無いし。背も普通で標準だし。
    陽キャと喋ることは可能でも誘われることは無い。
    女子とも喋るが恋人にはなれず友だち未満。

    と言った感じでしょうか。
    決して出だしが悪いわけではないのですが、どうにも今ひとつインパクトに欠けると言うか。

    冒頭、通学中であることを示す文言を入れた方が良いですね。
    あとの文章で教室となるので、そこまで読んでいれば分かりますが、それでも情景不足は否めません。

    ちなみに桜は東京では入学式の頃には、ほぼ散っています。
    卒業式の頃に咲くので。
    4月初旬に満開となる地域は北関東や山間部になりますね。
    地域は北関東や山間部?

    いつ、どこで、誰が、何を。
    最低限必要とされる情報です。
    どこかを通学中で、どこかにある学校に向かう。
    どこ?
    どのような地域で、それは田舎なのか都会なのか。
    今回のようなケースでは1話目に必要とされる情報です。

    教室内の描写も無いので、生徒は居るけどすべて真っ白けの状態ですね。
    静かなのか賑わっているのか。
    緊張しているのか寛いでいるのか。

    それら情報はあった方が良いわけで。
    あることで情景を思い浮かべやすくなります。

    1話目でイベント発生してるので、その点も悪くないのですが。

    やっぱりブルーバックと言うか、周囲の景色が見えてきません。
    色の無い世界でのっぺらぼうな演者だけが演技をしているような。
    文字数に限りがあるので、難しいとは思いますが、必要な情報はきちんと入れ込んでおきましょう。

    要不要を見極め密度の高い作品を目指しましょう。

    ドルオタってのは嫌われる筆頭ですか?
    結構多いような気もしますが。
    私は興味の欠片も無いので、どうでも良い存在ですが。アイドルもファンも。

    ちょっと脱線してますが、今後のこととして。

    作品タイトルはカクヨム上で読まれたい、と願うのであれば、ひと目見て内容が理解できるものにしましょう。
    一瞬だけ表示されるトップページには、タイトルとキャッチ、ジャンル程度しか情報がありません。
    その状態から読者を獲得するのですから、文学的なタイトルを付けても、まず読まれることはありません。
    長くて読むのも嫌なタイトルの作品が、評価4桁だったり多数の読者を獲得している現実があります。

    誰もが読まれるための工夫をしているわけで、そんな中で中身の分からないタイトルには誰も関心を示しません。
    タイトルに妙な拘りを持つより、中身に拘りましょう。

    カクヨム甲子園ではタイトルはシンプルでも良いのですが。
    無数の作者が競争している中では、目立ったもの勝ちです。
    キャッチコピーも目を引くものにしましょう。

    以上、とりあえず簡単ですが、本日はこの辺で。
  • なるほど!教室の情景とかを加えるとよいのですね。

    場所も不足してるのですね。もっと細かいところまで書けるよう頑張りますね。

    今回も丁寧にありがとうございました。
  • こんにちは。
    少し気になったこと。

    最初から最後まで通して読むと。
    ぐだぐだ感が強く、揺れ動く心情描写が圧倒的に足りていないと感じます。
    恋に悩み傷付き、内から溢れ出る感情表現が無いのがネックでしょう。
    人を好きになった場合に、どう感じどう受け止めどう流されて行くか。きちんと描かれておらず、適当にギャグの如くおふざけが入っての繰り返し。
    主人公も周囲の人も軽いのです。
    ゆえのカクヨム甲子園の結果と言えるでしょう。
    結末も中途半端で宙ぶらりんな印象が強いですし。

    軸がぶれる、と言うか、定まってないなと。
    あっちふらふら、こっちふらふら。
    テーマとしているであろう「恋の参考書」はテーマのようで、ただの定型文になっています。
    それを欲する気持ちを描き切れていないから、ふらふらな小説になってしまったのでしょう。

    まず、主人公がきちんと惚れ込み、その上での行動があり、どれだけの気持ちを持ったのか伝えると、より深みも出るかと思います。
    またヒロインの心情も、視点移動してまで書いたわりには、拍子抜けするほどに単純な思考に留まっています。
    もっと欲する気持ち、傍に居たい、寄り添いたい、近くで見ていたい。そう言った気持ちを出すと、読者もヒロインに感情移入できるかもしれません。

    本来、地の文で示すべき本気度が、適当に軽い言葉になっているので、コメディ要素はあっても恋愛要素に欠ける状態になるので。
    感情の発露があってこそ恋愛としてのドラマも成立するわけです。
    狂おしいほどに愛し愛され、その上でどうすればいいのか、彷徨う気持ちの指南書を欲する気持ち。
    これを描けば、また違った評価になったと思います。
    低レベルな作者連中の称賛ではない、読み専読者による評価ですよ。

    以上、次回作の参考にしてみてください。
  • 返信が遅くなり本当にすいません…
    なるほど。宙ぶらりんな感じなのは自分でも感じてました。今回、ゆうさんに頂いたアドバイスをもとに感情移入しやすいように書き直したいと思います。

    僕の受験が終わったら今回のアドバイスをもとに行います!
    アドバイス、ありがとうございました!
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