ご無沙汰しておりました。
しばらく、無言で意味不明な作品を上げる状態が続いておりました。
久しぶりにだらだら書こうと思います。
***
まず、カクヨム甲子園、結果が出ました。
ロングストーリー部門に参加した「僕は男の子だけど王子様に愛されたい」という作品で、読売新聞社賞という、身に余る賞をいただきました。
雲江斬太さま、ありがとうございます!!!!
改行後のスペース、あのまま出してたら恥ずかしかったです。
あとはアドバイスに沿って三文くらい加筆しました。
雲江斬太さまにもらったのが私の初レビューでした。飛び上がるくらいうれしかったです。
その後の「神様へラブレター」にも素敵なレビュー、ありがとうございました!
ほかにもレビューでの応援にとどまらず、他作品にアドバイスを下さったり、感想を別の場所にも書いてくださいました、魂音(琴音)さま、snowdropさま、感謝申し上げます。
琴音さまには本当に的確で親切なアドバイスをたくさん頂きました。
「小説の技法」も拝読して、吸収させていただきました。
「神様へラブレター」以降の作品は琴音さまの影響をめちゃくちゃに受けて書いております。
交流させていただく中で、数多くご無礼な点もあったと思います。申し訳ありません。
ご恩をどのようにお返ししたらよいかわかりませんが、小説を書くことは自分の健康の許す限り続けたいと思っております!
***
では、作品に関して……。
「僕は男の子だけど王子様に愛されたい」は私の中でも特別な作品で、今までに何度か読み返してました。
本田くーん、せっかくの受賞作で、寒いギャグ飛ばさないでくれよ。
「頭痛が、痛い」??
あれが本田真仁という人物であり、中二という年齢であるから仕方ないのですが。
文章も稚拙な点は多いと思います。
ただ、エンタメとしての完成度は私の作品の中では群を抜いているのではと。
主人公が必然的に心情変化を何度もするように、仕掛けを作ったり。
一話から二話の移行で読者を裏切ってみたり。
よくこんな設定思いついたな、というか。
いろんなことが分からないなりに書いた場面もありつつ、ですが。
本当の意味で「その時にしか書けない」作品だったのだなと思います。
読んでくれた人、ありがとう。
僕の記念碑です。
***
ちょっと、納得できないことがあって。って、お前何様やねんて話ですが。
私の本当に大好きな作品が、カクヨム甲子園参加作にふたつ、ありまして。
中間選考すら通らなかったんですよ。
おかしいだろって。
多分どちらの作品も、文章力が高すぎたんだ。
もしくは、カクヨム甲子園の趣旨と会わなかったんだと思います。
純文学傾向の作品もありましたし。
うーん、やっぱり賞は相性なのか。
ある種のエンタメとしての完成度と、高校生らしいみずみずしさを求められるのかも。
僕のはたまたま相性が良かった、ってことなんでしょう。
有難いな。
でもおふたりは、いずれ世に出るんじゃないかと半分本気で思っています。
カクヨム甲子園がすべてじゃないけど、ここで認められたことは、ひとつの思い出として、胸に取っておきます。
***
長文読んでくれてありがとう。
それではまた。