こんばんは、零時桜です。
最近は東京よりも大阪の感染者数がうなぎ上りになっており、早くも1,000人を超えてしまいそうな勢いで私も戦々恐々としております。東京は大阪より緊急事態宣言の解除が遅かったこともあり、今後は首都圏に広がって来るのでしょうか。そう考えるとますます怖いですが、自分にできる対策をしっかりと行いつつ、日々を過ごしていきたいなと思います。
さて。タイトルにもありますように、今回は本作で私がクレインの次に、いや、もしかしたら一番好きなキャラタイになるかもしれないササコ先輩についてお話ししたいと存じます。作中の強烈なネタバレを含みますので、苦手な方は本編第9章までぜひ読み進めていただいてからご覧ください。
・ササコ
人間界での名前は「哀原ササコ」。栗色の髪に同色の瞳、髪は一房縛って肩に掛けるスタイルで瞳は若干垂れ目。おっとりとした雰囲気が持ち味の生徒会長です。身長はホノカと同じくらいか少し高いくらいです。スタイルもホノカと同じくらいは良い設定です。クレイン涙目ですね。服装はフォーマルなジャケットにふんわり女性的なスカートなどを好みます。いいですね。
モチーフとなった毒キノコは「ドクササコ」。キシメジ科ハイイロシメジ属のキノコです。カヤタケなどの可食菌と見た目が似ており、香りも良いのでつい採って食べてしまいますが、仮に食べてしまった場合は恐ろしい中毒症状が待っています。
毒成分のクリチジン、アクロメリン酸を摂取した場合、手足などの末端部に激しい腫れの症状が起こります。こちらは1か月~数か月間の期間を経て徐々に回復していくのですが、空気が触れるだけで激痛が走るのでその苦痛に耐えきれずに自殺してしまう方もいるということです。ササコ先輩の苗字「哀原」には、そんな哀しさのようなものを込めております。原はハラタケの原です。
ササコ先輩の武器はヴァリアヴル・ウェポン「メリン」。アクロメリン酸から取りました。普段は耳飾り、一見するとただの杖のような武器です。しかし実は仕込み刀が隠れており、タカトも言っていましたが彼女はホノカ以上の刀の使い手だそうです。さすがはアミナやルーシャと同じ初代執行兵のひとりですね。作中ではクレインの足の腱を斬って行動不能にしたり、意味深な発言をしたりと盛りだくさんの活躍でした。
※ここから9章以降のネタバレを含みます。
生徒会長に擬態しながらディカリアとして暗躍していたと思われた彼女でしたが、実はディカリアとは相反しておりクレインたちと同様にヒドゥンを狩っていた正真正銘の執行兵のひとりでした。ディカリアの面々は食べられる毒キノコで構成されておりますが、ドクササコはどう頑張っても毒を抜くことはできません。その辺りから伏線になっておりますが、皆様は気づかれたでしょうか?
作中ではルーシャとの絆、どうしてあの場でクレインを殺さなかったのかなどが語られます。まさしく彼女は「背信の刃」といえる存在でしょう。
ササコ先輩の記事を書いていたら長くなってしまいました。私の好きなキャラなので、どうしても愛が深まってしまうことは確かですね。執筆中のデストロイエンジェル2でももっと書いていきたいところです。
ともあれ、デストロイエンジェルも佳境中の佳境です。ぜひ、最後までお楽しみいただければ幸いです。
それではこの辺りで。またお会いしましょう!