• 現代ファンタジー

作者近況報告!(+「デストロイエンジェル」敵キャラ設定)

 こんばんは、零時桜です!
 最近は仕事終わりにお風呂に入ってすぐに眠ってしまうルーティーンのせいであまり創作活動に従事出来ておりません。先日東方projectの二次創作を脱稿したばかりでしばらく充電期間というのもままあるかもしれませんが、長期間のサボりはよくないですね。二次創作の次回作と一緒に、一次創作の方も色々と考えていきたいと思います。

 デストロイエンジェルの方は佳境も佳境、本日ちょこっとだけ九章のサブタイトルを直しました。本日は佳境となった物語に登場する敵キャラクターについて書きたいと存じます。しばしお付き合いいただければ幸いです。

 ・キララ
 人間界での名前は「光鱗キララ」。モチーフは毒キノコの「キララタケ」です。
 現実のキララタケは触ると蝶の鱗粉のような粉状の物体が手に付着します。陽の光が当たるときらきらと輝く「雲母」に似ているため、この名前が付いたのですね。キャラクター的には金髪ツインテール、アイドルっぽいイメージで書いてみました。武器は「トリプタ」、ボウガンです。毒成分の「トリプタミン」から取りました。ヒメノと対にするために弓系の武器にして、尚且つヒメノとは真逆の性格にしてみました。
 作中ではもう少し活躍の場面が欲しかったところですね。ただ、彼女のサイドストーリーを用意するとなるとかなりの労力になりそうです。
 ちなみにリアルのキララタケは食べることができます。以前紹介したヒトヨタケの近縁種であり、お酒と一緒に食べなければ中毒することはございません。私のような酒飲みはまず食べられないキノコですね。そもそもキノコ自体食べられませんが。

 ・アミナ
 人間界での名前は「赫熊アミナ」。モチーフは猛毒キノコの「シャグマアミガサタケ」です。クレインたちディカリアの筆頭かつ、本作のラスボスとなっております。リアルのシャグマアミガサタケは人間の脳みそのような毒々しい姿が特徴的です。誰もこんなキノコを食べようとは思いませんが、実際に食べると様々な中毒症状の後確実な死が待っております。それはギロミトリンという毒成分のせいで、それを加水分解して得られる「モノメチルヒドラジン」はロケットエンジンの燃料と同成分である猛毒の物質です。彼女の武器「ヒドラ」の名前の由来でもあります。
 本編ではクレインの姉「ルーシャ」との因縁に満ちた決闘の末、彼女を殺害し人間界に降り立ちます。そこでヒドゥンを利用し人間界の破壊を目論むという中々に大胆な人です。作品終盤では彼女との戦闘が主になってくるので、今後もお楽しみいただけると幸いです。
 ちなみにリアルのシャグマアミガサタケは食べることができます。北欧では本種を茹でることでモノメチルヒドラジンを気化させ毒抜きをし、高級キノコモリーユ(アミガサタケ)のような調理法で食べるのだそうです。寒い地方だから仕方がないのかもしれませんが、そんなことをしてまで食べようとは思えませんね。フグを食べている日本人が言える話ではないですが。

 久し振りにキャラクター設定を書いてなかなか疲れました。
 もうひとり、作中の超重要人物であるササコ先輩に触れておりませんが、彼女の記事はまた今度ですね。それにしてもディカリアの面々は食べられるキノコが多いですね。果たしてササコ先輩はどうなんでしょうか。

 それでは、今夜はこの辺りで。今後の更新にもお付き合いいただけると嬉しいです。さようなら!

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