体調がほぼ回復致しました。皆様には、沢山のありがたいお言葉、お気遣いを頂き、誠にありがとうございました。おかげさまで、食事も日常に戻り、体力はまだ全快ではありませんが、生活に支障ない程度に回復をいたしました。衷心より御礼を申し上げます。病名は、急性胃腸炎との事でした。
ここ数日、点滴をうち、ゼリー食のみで、天井ばかり眺めて、色々な思いに耽っておりますと、昔の事や、これからの事等をゆっくり考えました。思い出したのが、私が多分、最初に子供向けではないホラーを読んだのは、小学校4,、5年でしょうか。それまでもポプラ社の江戸川乱歩シリーズや、子供向けに直した、「バスカービルの魔犬」や「モルグ街の怪事件」等のサスペンスは読んでいたのですが、それまでに無かった、全く解答が無い話。サスペンスではなく、これがホラーだな。と意識したのは、兄がもっていた雑誌の付録で、W.W.ジェイコブズの「猿の手」でした。あれは、子供でしたが衝撃的で、「結局何にも出て来ないし、結論も解説編もない、あるのは恐怖だけ。」に大変な感銘を受けました。還暦過ぎた今でも、私の話は、そこが原点にしている様に思っております。さて、そろそろ長編とかホラー以外も執筆してみたいという欲が出て参りました。でも所詮はホラージジイ。次は短編と並行して長編もチャレンジしてみるか。と、病み上がりの頭で思う次第です。ありがとうございました。 敬白