みなさん、こんにちは。
ＣＰＯをいつも読んでいただいてありがとうございます。
昨日4月15日の更新にて、無事にサードプレイが終幕となりました。
今後は、ゴールデンウィーク後までは更新をお休みして、次章の執筆の時間を取らせていただきます。
また更新再開時にこちらで報告しますので、お待ちくださいまし。
さてさて。
サードプレイでテーマとなった「羽成す」について、お話しいたします。
羽成すとは、虫が成虫になる前に、体内や蛹の中で、体を作り直していることを言います。羽成している間、昆虫の体内は一度溶けてどろどろになり、そこから改めて成虫の体を作り出すのだとか。生命の神秘が想われます。
まして、成虫になって始めて翅を獲得し、空を自在に飛行する昆虫も大変多いです。それまで地面や木の枝を張っていた命が、翅を自ら作りだし、空へ飛び立つ。そこに無限の可能性が秘められています。
紡岐遥、キャロ、悠の三名もそれぞれに、或いは思い詰め、或いは敢然と、或いは無自覚に、自分を変えて行きたいと願い、心を羽成そうとしています。それは誰もがそうであること。
彼女達の成長はこれで打ち止めでなく、無限です。心は何度もでも羽成していけるのですから。
それでは皆様、しばしのお別れと再会の約束を。