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CPO500PV達成と指し凄む

本日、CPOが500PVを越えました!
ひとえに皆さんの応援のお蔭です。ありがとうございます。
ここからさらにPVを伸ばし、いずれは注目の作品に取り上げられるんだ!←

本日の未言は、『指し凄む』です。『さしすさむ』と読みます。
指先が寒さにかじかんで、凍り付いたように動かなくなり傷みが走ること。指先が凍傷になるのではないかと思うほどに凍てつくこと。指し凄むまで待たせる人の、いと怨めしく、なお恋しきものか。
凄まじ、という古語は、『荒む』と同じ語源を持ちます。スサノオのスサと同じで、荒御霊にも繋がっています。その上で、凄まじは『寒さが尋常でないこと』を意味します。『凍りついて命の危機を感じるほどに、寒さが猛り荒む』というのが、凄まじなのだと思います。そこから現代語の凄まじい、つまり並々ならないほどに強い、という意味が出るのかと。
指し凄む、も単に寒さで震えるなどというのに留まらず、今にも指が凍って壊死しそうな、指の感覚がなくなっているような状況を示しています。
そして指し凄むような寒さの中で、雪国の人は強く生きているのです。

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