どうも、よっしゃあっ!です。
タイトルの通りですが『モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います』が無事に完結を迎えました
わーい、ぱちぱちー。
小説家になろうに投稿したのが2017年の9月。
気付けば7年ほどの月日が流れておりました。
こんなに長く続くとは……。
無事に完結を迎えられたのも、ひとえに本作を読んで頂いた読者の皆様のおかげでございます。
本当に……本当に良かった。
だって作者一人だと絶対途中でエタってたもん。
途中でなげだしてたもん。
書こうって気持ちが絶対折れてたもん。
それにしても7年かー。
いっぱい書いたなーと思って本作の話数や文字数を見てみるわけです。
――全274話。計1,141,035文字。
……あれ? 思ったよりもそこまで話数多くないな。
文字数も百万字ちょっとだな……。
なんだったら地龍の方が話数も文字数も多いな。
単純に更新が遅れたから長くなっただけだなこれ。
なんなら毎日更新してれば7年どころか1年で終わるな。
なんて思ったりもするわけです。
いや、時間がかかってしまい本当にすいません。
本作は幸運な事に多くの読者に恵まれ、書籍化やコミカライズも果たすことが出来ました。
そしてせっかく書籍化したのだから、web版とは違った物語をまた楽しんでもらいたいと私は思ったのです。
結果、完全な別ルートとなり、話の展開も、登場人物も、カズトの種族も所有スキルも全てが大きく異なり、「あれ? これwebと書籍版どっちの設定だったけ?」となる事もしばしばでした。柴犬だけに。やかましいわ。
そこに本業が加わり、更に思いつきで始めた外伝の投稿、外伝の書籍化。
漫画原作の挑戦、新作、新作と……自分で自分の首を絞めるような所業を重ねた訳です。
全ては! 全ては仕事のストレスが悪いんだ!
更に身内の不幸や手術、自身の緊急搬送、交通事故やら様々なことが重なりに重なり、「あ、これヤバい死ぬ」と思った事も一度や二度ではありません。
普通に死にかけたこともありました。
そんな感じで気付けば完結まで7年近くもかかってしまったという訳です。
といってもそんなことは読者の皆様からすれば関係ない訳です。
不幸自慢とか言い訳とかいいから、とっとと続き書けよ。
読者にとっては続きが読めること、そしてその続きが面白いこと。
それが全てなのです。
実際、多くの読者が時間が経つにつれ、本作から離れていくのを感じました。
更新の無い期間が続き、話の展開もグダってる、気に入らない。
他にも面白い作品はあるんだし、もう読まなくてもいいや。
もうとっくにピークは過ぎた作品。そういえば、そんな作品もあったな。
なんて、きっとそんな風に思う読者も多かったでしょう。
実際、そんな感想も見られました。感想は全部読んでます。
心に刺さりました。とても痛かった。
でも、私はそれでも構いません。
だって私も同じ立場ならきっと同じことを思いますから。
昔は熱を持って読んでいた作品、今はもう飽きて読んでいない作品の新刊が出ているのを見たとき、「あ、この作品まだ続いてたんだー」って思う事だってあります。
それが自分の作品も同じだった。それだけのことなのです。
だからこそ、お礼を言わせてください。
こんな作者の作品を、最後まで読んでくれて本当にありがとうございます。
面白かったよと言って頂ければ、それだけで作者は嬉しいのです。
小説とは娯楽です。
誰かの一時の暇つぶしです。
そして私は小説を書くのが好きです。
自分では面白いつもりで書いてます。
それを読者の皆様にも、面白いと感じてもらえたらやっぱり嬉しいです。
改めて『モンスターがあふれる世界になったので、好きに生きたいと思います』を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございます。
この作品が一時でも誰かの暇つぶしになる事を願っております。
あ、それと新作も読んでくれると嬉しいです
あれです。プロテインのヤツです。
主人公が異世界に持ち込んだプロテインで魔物が筋肉モリモリになっちゃうやつ。
タイトルは『魔物にプロテインをあげたらとんでもないことになった件』
よろしくお願いします
色々書いておいて、最後には新作の宣伝もしれっと挟んでおく小賢しさよ……。
……あとがきにも書いたけど、需要があれば十年後を舞台にした新作を書くかもしれません。
それでは今後ともよろしくお願いします。
ではまた。