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米田淳一
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2020年6月16日 20:42
書くのやめます。
やめます。
米田淳一
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2件のコメント
三神しん
2020年6月16日 22:23
先に謝っておきます。
僕は米田さんの作品を一作品も読んでいません。
そんな僕ですが、どうしても言わずにはいられません。
正直、米田さんの紹介文を見て、すごいなーって思ってました。僕は14歳から小説を書いてまして、一度だけ電撃文庫に出したことがあったんですが、全然かすりもせずに落選しました。それからは見てもらうこともないような作品を延々と書き続けてきました。ゴミみたいな作品です。たまに見てもらっても酷評ばっか。やる気は失せるし、心を許した職場の先輩に一度見せたら、他の人たちにも見られてて。「ゴミやな。これ」って言われたのまじ凹みました。それでも諦めきれないのは作品を書くのが好きだからなんだと思います。だから小説家ってものに酷く執着があって、僕は今年30歳になるんですが、それでも諦めきれなくてサラリーマンやりながらここで投稿させてもらってます。
米田さんは日本推理作家協会に所属していて、しかも商業誌を出した経験があって、僕が望んだ体験を経験しているんです。羨ましいです。
しかも、Twitterみたんですけど、アンリアルエンジンとかUNITYとか、ちょうど僕が興味持ったジャンルにも手を出してるじゃないですか!すごい!僕なんかよりも全然先行ってて、僕なんかよりすごい結果を残してる。
それで今日です。
「書くのやめます。」が流れてきて正直かなりショックでした。
とは言っても、です。
僕なんかには到底理解できないような地獄のような苦しみを経験していて、それでの言葉なんだとは思います。わかります、なんて言葉じゃ表現できないような、誰にも理解できない苦しみを抱えてきたんだと思います。想像だけはできます。でも、それがどれほどのものなのか、僕にはわかりません。
僕だってそれなりに苦しんできました。僕は残念ながら空気を読むことが大の苦手な人間で、職場でもだいぶ浮いた人間です。変人です。世間的に言えばやばいやつです。まともじゃない。クズだと言われながら生きてきました。そんな僕が小説を書いても馬鹿にされるだけなんですね。もう死にたくなることなんて何度もあって擦り切れて擦り切れて・・・・でもそれでも立ち直っている自分がいて、ふと、なんでそれでも立ち直れるんだろう?俺って強いハートを持っているのか?いや、もしかしてもう自分の心は既にまともじゃないのかもしれないと考えたとき絶望しました。
ちょっと脱線しすぎました。
でも、きっと僕みたいな人間とは違う形で、違う苦しみで、僕よりも年上の方ですから、僕の想像を何十倍も上回った地獄をみてきているんだと思います。
だから本当にやめてしまうんだとしたら、それを僕に止めることはできませんし、長年費やしてきた、頑張ってきたものを諦めるのって、僕には想像できない何かがあってだと思います。
ただ、言わせてください。
ここはカクヨムです。
星がつかないのは作品がつまらないから。
評価されないのは作品がつまらないから。
・・・・そんなわけないじゃないですか。
ここにいるほとんどが作家志望。米田さんの一歩も二歩も前の人種です。
ここは人気なジャンルが読まれます。例えるなら異世界転生ものとか。
キャッチーなタイトルが読まれます。
刺激的なフレーズに心惹かれます。
つまり何が言いたいかと言うと、答えは単純です。
マーケティングです。
読者にどう訴えかけるか、大事なのは多分戦略なんだと思います。
自分が面白いと思えるかどうか。それ大事。
読者に面白いと思ってもらえるか。それ大事。
でも、自分が面白いと思っても読者に面白いと思ってもらえない。それは読まれないのは仕方ないじゃないですか。
じゃあ、その逆は?自分はつまらないと思っても読者に面白いと思ってもらえる作品。自分は楽しくはないかもですけど、読者には読まれるでしょう。
その折衷案、どうやったら作れるだろう?
これがマーケティング戦略で考えるんです。
自分が面白いと思える作品で、今、世間が面白いと思える作品。
どうやったら書けるだろう?
特にここはこれが顕著です。
面白いから読まれる、ではないです。
面白そう・・・だから読むんです。
みんな素人で、みんな作家志望のアマチュアなんです。そこを踏まえた上で、自分のやりたい作品ってなんだろう?そんな人たちにどんな刺さる作品ってなんだろう?
戦い方を考えること。
どう戦うか。それがないと多分、勝てないんですよ。
それはカクヨムに限りません。どこでもそうだと思います。
ここにはここの戦い方。
僕はやってないですけど、なろう系にはなろう系の戦い方。
それ以外にはそれ以外の戦い方。戦い方を学ばずに、生き残ることはできないんだと思います。
僕は正直、米田さんを尊敬しています。
米田淳一
2020年6月17日 00:34
すばらしいコメントありがとうございます。拝読して、深く納得しながら心の整理をしておりました。
私ははじめにいくつか謝らなくてはなりません。私は、尊敬に値するところは一片もないただの無能です。この身に不釣り合いな幸運だけでここまで来ただけです。そしてその幸運を私の無能ですべて無駄にしてしまった。うらやまれるようなことがあるとしたら、それは私そのものではない。私にいろいろなものから与えられ、そして私がすべて台無しにしてしまったものなのです。深くすまない限りなのです。
愚鈍な私はそもそもの場違いにも気づかなかった。場違いは私そのものでもあるのです。
そしてマーケティングもできません。その能力も覚悟もない。もう意欲、戦意すら失ってる。
だからもういるべきではないのです。もう去るべきなのです。残務整理、身辺整理を考えなくてはならない。今のこの私の身体に訪れている不調は、私にそれが促されてるんだと思います。もう返す時なんだと。こうしてお返事を書くのにも呻吟しています。もうやめると宣言するどころか、もう精神的だけでなく物理的にもできないのです。私に今訪れている衰えはそういうものです。
私のプロフィールに興味を持たれても作品は読まれなかった、その厳然たる事実はまたその私の宿痾と限界を示しているのだと思います。
もう私は去るべきなのです。
最後にせっかくこうしてすばらしいコメントをいただいたのに、前向きなお応えができないことを、心から恥じます。
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いろいろ考えてました。
根本的にだめですね。