• 現代ドラマ

近況を書いたついでに小説も書いた

 おそろしいことに昨日、朝、近況ノートなるものを発見し、それに言い訳じみたことを記載してはみたものの、小説のほうも何んとなしに継ぐことにした。それを書き終えて、保存したあと、いつ公開するべきかや久しぶりだったので何か間違いがないかなどを考えているうち、インターネット接続が途絶えた。
 またルーターの再起動をしなければならぬとの思いが出てきて、面倒で仕方なかったのだが、どうもそういうことではないらしかった。
 インターネット料金を支払っていなかったのである。
 つまり私はもう駄目である。金もなく、ネット環境もないとなればもうやることがない。具体的に言うとスプラ3が出来ないので絶望である。
 ウデマエは未だにA+だが、それでも楽しんでやっている一つの趣味である。それが急に奪われた形になったのを酷く悲しみ、悲しみからやることはないかと思ったが、そもそも私は読書が好きであった。
 それだから本箱から最近買ったもの、松本清張の署名入り「けものみち」を拾い読みする。
 贅沢な時間だと思った。世の中のほとんどは労働をしている時間にこうして独りで本を読んでいるというのは幸福なことだと思った。
 しかし、幸せでは決してない。金はないのだ。そしてネットも止まったのだ。その境遇を悲しんだ私はなけなしの金を持ってパチスロを打った。結果として一万一千円のプラスとなった。
 つまりそれでネット料金も支払ったわけである。
 ラッキー。

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