14~15話あたり、屋敷を出てから物見台までをユメと歩くアラライのイラストです。
黒髪黒目の世界観の中で、金の髪に翠の目の彼はひときわ派手ですが、
本文には落とし込んでいないものの、赤紫の着物も相当に目を惹きそうです。
青でもなく、赤でも茶でもない、暗いような明るいような色が
立場のあいまいなアラライの色です。
アラライもクラもユメも赤色の入った衣を着ています。
はっきりと和の色名と結びつけてはいませんが
クラの濃い赤は茜草由来、
ユメの各種赤~ピンクの衣は主に紅花(桃色っぽいところは鬱金の下染めか)、
アラライは紫草や貝紫の紫系統よりは、蘇芳っぽいかなと思っています。
特に本編とは関係しませんが、裏話でした。