自重しない読者によるファンアートです。何卒ご覚恕ください。
【異世界アジト】
https://kakuyomu.jp/works/16817330667750876250「第104話 夜のアジト」読後から、“大きなカワウソのような生き物”のことで頭の中がいっぱいになってしまい、他のことが手につかないため一旦描いてみました。
異世界のものを描いてみようとする時、○○そのもの、ではなく○○“のようなもの”に描画するのはとても難しいです。殊に、元がカワウソみたいな完璧にかわいいものであれば、アレンジしてしまうとかわいさが損なわれてしまうため大変悩みます。今回は毛並みにちょっとだけ変化をつけてみました。
お魚は、話中から感じた印象ではここまで大きくなかろうと思うのですが、私の妄想の中で、大きすぎるお魚を懸命に引きずるカワウソもどきのかわいすぎる姿が膨らんでしまいましたので、この大きさに描きました。
また、タイトルである「夜のアジト」は素晴らしく神秘的でした。空気の匂いまでもが伝わってくるように感じられ、作中で一番好きな風景になりました。この暗闇の中に、触れたら即死の美しかったり美味しそうな植物だとか、見た目からはわからない危険生物が数多活動しているのかも…と思うと、とてもワクワクします。カワウソもどきも地獄の鍋に生息する者の中では比較的おだやか、というだけで、やはり恐るべき地獄の鍋生物なのではないでしょうか。