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レビューのお礼(会話劇風)

懐二郎「えぇと、この度『脳筋一番☆』におすすめレビューを頂きやした。ヤスダとオレ様、ありがとうございました」

https://kakuyomu.jp/works/16818093073086833955/reviews/16818093081372584978

三太「懐兄、すごい褒められてるよっ!」

懐二郎「全く、ありがてぇこったな。マジで」

三太「でも、ちゃんと理屈立ってると思うんだけど、無理すぎだった?」

懐二郎「いや、お前はアレでいいんだよアレで。筋が通る話を通した、それだけでいい。他に余計なことは考えるんじゃねえ」

三太「そう?」

懐二郎「おうよ。お前は平安の陰陽寮の裏から連なる鬼塚一族の集大成、術式を介さずに“呪力だけで直接効果を成す”ことを求め続け、哲学の存在論における唯心論から西洋のオカルティズムやら超心理学でのPSIまで食い散らかして闇鍋でぐっだんぐだんに煮詰めた末の結晶。故に制御できず鬼塚本家を潰――っと、この辺りは結局従姉の清さんのおかげで収拾ついたんだがな」

三太「懐兄、早口で分からないよ? 清姉さんがどうしたのさ?」

懐二郎「悪い悪い話が逸れた、だからお前は“願って叶える(想像して実現する)”タイプだから、そのまま真っすぐ純粋に突き進めばいいんだよ」

三太「うん!」

懐二郎「頼むから歪むなよ? 頼むからな? まあ清さんのあの弟溺愛っぷりがあれば大丈夫だろうが――あのヤンデレっぷりは心底おっかないんだがなぁ」

三太「ん? 小声過ぎて聞こえないよ?」

懐二郎「いいんだよ聞こえなくて、知らなくていいことがごまんとあるんだよ世の中には。それよか、驚異的に筆の遅い『綴り手』のおっさんの代わりにお礼言いに来たんだろうが」

三太「あ、そうだった! この度はありがとうございました!」

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