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『理想の本屋さん』について

皆さま、ごきげんよう。
宮条優樹でございます。

KAC2023、無事に走りきることができました。
カク派の方もヨム派の方も、参加お疲れさまでした。

7つのお題、全てに参加することができましたので、
それぞれの作品について、あとがきを書いていきたいと思います。


まずは、第1回目のお題「本屋」で参加した、
『理想の本屋さん』についてです。

https://kakuyomu.jp/works/16817330653919695429


本屋、と聞いて思い浮かぶのは、
まず子供の頃に親しんでいた、地元の個人経営の小さな本屋さんたちです。
気難しげなおじさん、おばさんがお店を守っている。
レジでお会計と本の、必要最低限のやり取りをするだけ。
余計な会話の一切ないのが意外に居心地がよかった、
地元にあったのはそういう本屋さんでした。

田舎の本屋さんなので、品ぞろえはそれほどよくはなかったのですが、
学校の図書館にある本はみんな、
ページの日焼けした、カバーもぼろぼろの古い本ばかりだったので、
新品の本があるというだけで、本屋さんは自分にとってちょっと特別な場所でした。

いつの間にか、子供の頃に通っていた本屋さんは姿を消してしまい、
今、地元にある本屋さんといえば、
ショッピングモールか百貨店の中にある、
広々とした明るいお店ばかりです。

子供の頃と比べて、町の中の本屋さんはずっと少なくなってしまいました。


お題から、自分の思う理想の本屋さんを妄想してみました。
貸切できる本屋さん、あったら行ってみたいです。
時間と人目を気にせず、
自分の好きなものに囲まれて過ごせる、理想の本屋さんです。

この本屋さんにどんな本を置いてもらおうか。
自分の本棚からいろいろと本を引き出しながら妄想していたので、
部屋に本が散らかっています。
いまだに片づいていません。

自分の蔵書を無制限に収納できる、
書庫か図書館がほしいです。



それでは、また。

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