八咫鑑

俺はひよこ。青いマフラーを巻いている。俺たちは防寒鳥と言って、防寒具を付けた鳥類なんだ。身に付けた防寒具が温かければ温かいほど周りから尊敬されるしメスからもモテる。俺はマフラー種…

自殺一歩手前まで行った女の子が、高校に入学して七癖も八癖もある同好会に所属したことを転機に、先輩たちの心の闇を取り払うまでになる一年間の物語。 〈あらすじ〉 『報われない者たち…

通話の最中、別れを宣告した彼氏の大地。元カノになってしまった佐美香（さみか）は、実はとんでもないIT系メンヘラだった！？　大地のスマホを遠隔でロックした佐美香は、大地が佐美香以外…

—— 学校の近くの倉庫で、夜な夜な人食いジジイが人間の解体をしている。人食いジジイに時間を聞くと「見たな～！」と叫んで襲ってくる。—— そんな噂、本当な訳がない。調査に乗り出す私…

“キモキモ陰キャ” な女の子が恋心を抱き、悶々とした日常を過ごす中で、事件が起こってしまう。ちょっと癖のある甘酸っぱさのお話です。

夜は寝付けず、朝は起きられない。 それは多くの人の性ですが、 この女の子のそれは、究極形を迎えたのかもしれませんね。

なんだかとてもノスタルジックに見えた夜道の今日。ただそれだけ。

「家や井戸、テレビ」を管理する術を「僕や家族」はどこで学べたのだろうか。 「僕」がこれまでの自身の在り方に区切りをつけられることを願って。

今度書く予定の話のサイドストーリー的なもの、本編を書くにあたって必要な知識や文体を確認するための試し書きも兼ねています。

詩作と短編の中間をいく作品群。 本筋は「眠りにつくとき、私は思う」「私はあなたと逢瀬を重ねる」「夢まつげ」の3話。 世にも奇妙な物語のように、ジャンル不定、更新不定期で増殖・繁茂…

絶対に交わることのない2人はどんな恋愛をするのか… そんな思いつきから、ノリと勢いだけで書いてみた即席短編！ 1話目では油の、2話目では水の、それぞれの想いが描かれ、 そして話…

文章による森林浴をやりたいと思ったので。 ローベルト・ヴァルザーを意識しております。 それだけで終わればよかったものを。 なぜ赤い月が存在するのか。 なぜあの歴史的な出来事が起…