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初投稿まで

今まで、沢山の本を読んできました。

でも、青春学園物、ラブコメファンタジー、転生、ハーレムなどは読めません。
もう、急に美少女が現れたり都合の良い展開に耐えられないのです。題名ですら読む気が失せたりします。作者の自意識に恥ずかしくなるのです。

そして、「そんなのある訳ない」「都合良すぎ」「また美少女かよ」と次々にツッコミが巻き起こります。そんなつっこみたがりの冷笑屁理屈キャラが私の中にいるのです。仮に「黒姫」と呼びます。
黒姫はなんでも完璧です。
なので私が文章を考えると「ありきたり」「難しい表現使って意味わかってる?」「自分の願望駄々流し!」「無理矢理展開」
否定の嵐です。
なので、自分が下手だと思う小説を楽しそうに投稿する人が、信じられなくて私も批判していました。
が、羨ましいのです。黒姫なんていない人が。いたとしても乗り越えたり共生してる人が。

楽しそうな人達を見ていました。
「投稿してるから見てね」なんて人に戦慄していました。
でも、自分が認められない物が好評で受け入れられている。本屋やネットにあふれている。

…私も出していいんじゃないか。完全な名作でなければダメな訳でない。
世間を受け入れられる様に、自分を受けいれよう。

書き出しに、時間がかかりました。ガタガタでいいからとりあえず書き出そう。
そうすると、完結すると言う事の凄さを感じました。毎日一話づつ、なんとか世界に入っていく。

闇に小石を投げるような物。なんの反応もなく私の小石は虚無に浮かんでいるかも。でも小石はあるし、投げた事は事実。

という訳で、完結できました。(投稿は恐ろしいですが)
黒姫を別人格として見れる様になり、少し楽になりました。

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