ついに、ついに処女作の「エリーマリー」が完結しました!
いやはや完全見切り発車で始めたこの作品、まさか完結まで持っていけるとは思ってもみませんでした。
これも応援あってのこと、読んでくださった皆様ありがとうございます。
作品を完成させた今でも設定直したいなって箇所は複数あったりする(例えば魔王と精霊王の伏線をもう少し貼りたかったなとか)のですが、期間内に仕上げたコレが今の実力ということで、あえて直さずに行こうと思っています。
基本的に見切り発車のためプロットはありませんでしたが、この作品のコンセプトとしてなるべく不快なキャラをださない、出すときは早めに死んでもらう。
主人公周りはギャグに徹するということを目的としていました。
そのため主人公視点ではなるべくギャグになるようにいろいろと世界観を調整しています。
例えば人死に。
作中で『ああコイツ殺してえ』って思ったキャラはちょくちょくいます。
ただどうしても作中で死ぬとシリアスになるので基本的に死ぬ奴らと主人公チームは関係を持たせないか、多少無理やりにでも生かしています。
死ぬにしても主人公視点では見えないところで消えてもらうのが理想ですね。
実は下地となる世界観は悲劇成分多めなのですが、おかげでその辺がうまく隠れるようになったのではないかな、と思っています。
後半にちょこっとだけ出てきたペガサス騎士団なんかもそうですね。
本当は滅茶苦茶彼女たちと絡ませたかったんですが確実に使い潰すと分かっていたので絡みをなくして大臣たちとのやり取りのみに絞ったりしています。
おかげで最後の方では心置きなく殺せました。
※ちなみに団長は馬に揺られていると気持ちよくなれるから乗馬好きという変態設定持ちでした。
そんなこんなで脳内にのみ残った設定はいくつかあるのですが書けなかったりしたので軽くご紹介。
マリーのスキル『TS』に関連して
・世界で唯一TSとアルファベット表記されたスキル。これは精神が異世界由来のため。おやっさんたちには文字化けしたような言語としてとらえられている。
・マリーのスキルは一度発動すると元の体には戻れなくなる。またそれに伴い精神に多大な影響を与え変質させる。
マリーの使った原初の力について
実は第一部で盗賊の首領を切るときに使っていたりする。
その当時、マリーは魔法に対する理解の浅さと半ば無意識で使っていたのでそんなもん程度にしか認識していなかった。
ほかにもいくつかありますがパッと思いつくのはこんなところでしょうか。
描きたかったけれど微妙に絡ませ辛いまま話が進んだ部分ですね。
さて次の作品もいくつか考えていますが、今回ある程度ギャグに振り切った分、シリアス多めのシナリオも書いてみたいですね。
バトルとギャグに振り切った反動で恋愛よりのシリアス多め日常ものとかよさそうです。
また書き方も10~20万文字くらいでさっくり完結させるのが私的に会いそうです。
投稿コンテンツは…… カクヨムは誤字報告機能がないのでワンテンポ投稿を遅らせる予定ですが最初に投稿するメインはなろうとハーメルンどちらにするか迷いますね。
※マルチ同時投稿は誤投稿の元なのでもうやりません。
ハーメルンでオリジナルを嫌う人も一定数いるようなのでなろうかな……。
何よりもまずは挿絵としての絵というか世界観的なものを視覚で表現したいので先にBlenderを覚えてからですが。
次回の作品はそもそもコンセプトから不安定なので最低でも半年後くらいになるでしょうが、完結まで書き上げてから投稿する予定ですのでご安心を。
それでは~(*´ω`*)