こんばんは、うたやまなつめです。
タイトルにあるように私の始めて完結出来た作品、『怪物退治』が無事に投稿できてひと安心しています。
この作品は単眼娘の魅力を多くの人に知ってもらいたくて書きました。しかしただ自分の性癖を垂れ流すのも面白くないので、なにか単眼である理由が欲しかった。そこで『フェネ』という可愛らしいキャラクターが生まれました。
またラストシーンで髪を切るのは、私の体験が元になっています。ある日美容院でふと気が付いたのです。「誰かに背後から刃物を向けられているのに怖がらないで済むのは美容院ぐらいでは?」と。普通の美容院では国家資格が信用を担保しているわけですが、フェネはそんなもの持ってません。では何が信用を担保したのか。それは読者様の解釈に任せます。
また、この作品では自分なりの表現を追求し、構成や言葉を工夫してみました。回想の中に回想を打ち込むアイデアは夏目漱石の『こころ』から来ています。しかし、少し読みにくくなってしまった気がします。読みやすさとの両立は今後の課題です。
さて、長々と書きましたが『怪物退治』は私の『好き』を詰め込んだ小説です。なので伝えたいメッセージは一つだけです。
単眼娘がかわいい!
これからもうたやまなつめをよろしくお願いします。次回作で会いましょう。
※当近況ノートおよび小説『怪物退治』にはいかなる犯罪や自殺を助長する意図は無く、またあらゆる障害のある方々やその家族を差別する意図もありません。念の為。石橋を叩き過ぎる事は無いでしょうから。