World End TourS(※以後WETSと略す)2話を更新しました。
今度のお話は海が舞台。海底都市を目指して二人は旅をします。
友人に品評会をして貰った時、1話よりも二人がキャラクターとして見れて良かったと感想をもらい、自分ではわからなかった視点に驚きと発見もありました。
確かにこの時に、キマリは(以前はソマリ)トラブルメイカーとして物語を起こし、それに引っ張られるようにしてソマリの人間性が芽生えるという構図が出来ました。書いている身として、キマリの奔放さは目が余ります。そして、憧れもします。なんだか自分が作ったキャラクターなのに、僕もソマリのようにキマリに引っ張られていく感覚があり、そのお陰でソマリのキャラクターも、同時に引き立っていると感じています(自分で言うな)。
キマリのモデルは漫画『ハクメイとミコチ』のハクメイです。「ハクメイとミコチ」は僕の大好きな漫画で、道具屋トールの日常の心明のモデルにも使わさせていただきました。自由奔放な奴ってなんで自由でいられるんだろう?と思いながら、僕も日常(リアル)では結構自由な方で、でもなんで自由でいられるのかというと、様々な束縛から解き放たれたからです。
自由な奴にもそういう柵があった頃はある。ハクメイもそんな一面があり、そこが彼女と彼らの魅力でもあります。考えていないようで考えている、というのはとても好みです。ギャップ萌というでしょうか。ある種良い裏切りにあったような、お前、そんな一面もあるのかと驚かされることが、心地よく感じます。
二人の旅はまだまだ続きます。どうぞご期待ください。次はどこへ行こうかな。