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ご挨拶と御礼

 はじめまして、金井花子です。
 2023年4月3日『呪い花と花喰蝶』は完結致しました。
 読んで頂いた方、応援して頂いた方、皆様本当にありがとうございます。
 皆様のお陰で無事にこの作品がとりあえずの完結には至れたと言っても、過言ではありません。
 最新話を更新すれば必ず見てくださる方がいる――それが如何に素晴らしく恵まれている事とこの作品の更新を続ける中で学ばさせていただきました。
 重ねて御礼を申し上げます。
 皆様本当にありがとうございました。


※以下は『呪い花と花喰蝶』やその他の作品、今後等についてです。あまり大した事は書いておらず、ネタバレに近しい内容も書いてあるので興味がある方のみ閲覧ください。


 さて『呪い花と花喰蝶』ですが、83話から86話と最終話を読んだ方なら薄々察しているとは思いますが続編の構想はあります。
 個人的に今作の主人公的立ち位置のフェルディナンドは一作目としてはあまりにも味気ない・良くも悪くも淡白なキャラクターです。
 感情移入の難しいキャラとは思いますが、如何せん私自身小説やゲーム等の主人公に感情移入をする質では無いので、そこが作品に現れたかな、と思っております。
 そういったキャラクターが作中の出来事を通じて徐々に豊かになる――手法もありますが、フェルディナンドには合わないでしょう。

 何より――悪役は悪役のまま、終わるべき。
 そこに改心などは不要。
 悪役に同情のできる過去も不要。
 これは悪役を書く上で守るべきルール――なーんてね。

 ともかく色々と構想はある『呪い花と花喰蝶』ですが、ただ私としては、完全に放置をしている『大罪の魔物たち』も一先ずは終らせようとは考えております。
 ですので、『呪い花』シリーズの新作は当分先になるかと思います。
 気長に待って頂ければ、幸いでございます。


 最後に読者の方々に最大級の感謝を。
 そして――
 輝く物語の書き手達に、読み手からの祝福を――
 煌めく瞳の読み手達に、書き手からの祝福を――
 電子の海に住まう皆様に幸運があるように。

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